コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

音楽ばなし

新しい4th iPod nanoのレッドが来たことで有名なトモサクですが、あれこの新しいの、やたら音が重厚になってない?


と思ったら、恐らくこれ、低音域が強調されてるだけっぽい気がしてきました。結果、ハードロックやメタル系の曲がかかると(まぁ数は多くありませんが)、やたらベースやドラムのリズムパートばかりが耳に入ってくる。逆に高音域の聞こえ方がイマイチな気がします。


で、それが関係してるのか分かりませんが、列車やバスに乗ると、エンジン音やモーター音の音域がその強調されている音域に近いような気がして、これまで以上に車内で聞きづらくなってるんですよねー。


全部、ワシの気のせいかもしれませんが。



で、昨日はサントリーホールに、「JAZZ PIANO 6連弾」ってイベントを聞きに行っていました。


こちらは、佐山雅弘小原孝国府弘子塩谷哲、島健、山下洋輔といったいずれも一流のピアニストが、ピアノだけで6連弾もしちゃおう!という贅沢なステージ。


……すみません、一流の、とか言ってますけど、ワシがきちんと聞いたことがあるのは塩谷哲(Salt)くらいですし、もちろんSalt目当てで行ったわけですが。


席は二階中央と、普段であれば遠い席ですが、この6連弾を隅々まで見渡せる席として、A席のワリには良いポジションだったと思います。逆に一階席の方が見渡せない(ステージ後方にもピアノが連なっておかれているので)で面白くないと思う。


で、演奏ですが……個人的には、スゲー部分とイマイチな部分が分かれました。同じ旋律を6人で合奏する……的な弾き方をしているところでは、ユニゾンがイマイチでその些細なズレが気になってしまって……Jazzならではとも言えると思うんですが、ちょっと気持ち悪かった。


逆に、6人がそれぞれの技術をぶつけ合うような演奏をしている曲はものすごいクオリティでした。演奏曲として明かされているのでネタバレにはならないと思いますが、その際たるラベルの「ボレロ」。


ピアノだけであの旋律を再現……いや、再現じゃないですね、表現してるんですよ。単調な展開を飽きさせないように変化させていくのがこの原曲の面白いところですごいところですけど、その部分を、6台あるとはいえピアノだけで表現するとは……いやいや、感服です。


ま、Saltが編曲したってところで多少フィルターは入っていますが、そのひいき目を抜いてもすごい。というか、昨年行った人のレポとかを見て、正直これだけ聞ければ良いやと思って行ったくらいのものなんですが、聞けて良かった。


と、べた褒めしているワリには、前日睡眠不足で、途中寝に入ったことは秘密だ!良いの!良い音楽は眠気を誘うの!(苦しい……)


コンサートの後は、近くのホテルレストラン……ANAインターコンチネンタルホテルの「The SteakHouse」で美味しい肉を食べました。お得目のコースだったんで正直あんまり期待せずに行ったんですが、こんなに美味しいリブ肉ステーキは久しぶり。さっぱりしているんだけどジューシーで、あわせたニュージーランドのワインがちょうど良い重さで、満足の肉食でございました。