コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

音楽狩り

モンスターハンター五周年記念、オーケストラによる狩猟音楽祭、というものがあると言うことで、友人にお誘いいただきまして、昨日は池袋は東京芸術劇場の大ホールへ(夜の部)。いきなりの余談ですが、芸劇って、友人とかが出る芝居を見に小ホールはよく来るのですが、大ホールに入ったのは初めてかも。


で、ロビーに入るやいなや、みんなPSPでモンハンやってるの。


うわー、自信をもって言えるけど、ワシ今回のお客さんの中で一番モンハンやってないわ。


自慢じゃないけど、友人の家に遊びに行った時にやらせてもらった、トータルでも30分くらいしかやったことがありません。そもそもPSPも、別ソフト買ったんですが、それも2時間くらいで止まってて、多分ひと月以上起動してない。ホントに自慢じゃないな。


それでも何故ホイホイ来てしまったかと言えば、誘われたからってのもあるんですが、人がやっているのを横で見ているのは好きで、音楽はそれとなく聞いていて、良い曲だなぁ、とは思っていたから。あれですな、名作とか言われるゲームは、DQ、FFの例を出すまでもなく当たり前ですが、音楽も良い。


まぁそんなこんなで大人しく聞いていたわけですが、曲とシーンはイマイチ結び付かないので、別に意地悪をいうつもりではなく、先人達との曲の共通点捜しに勤しんでみました。もちろん、ワシが見聞きしたものの範囲でしかないですが。


まずは前々から思っていた、ジョン・ウィリアムズに近しいテイスト。メインテーマとかは、そのまんまジュラシックパークで流れてきても違和感ないなー、と思っていたんですが、今回のオーケストラ版を聞いてその感覚がより深まりました。ま、モンスターと恐竜には共通する部分も多そうですから、あながち遠くない気がする。


もうひとつ、これは今回民族楽器が多用されていたからかもしれませんが、植松伸夫氏、すなわちファイナルファンタジーテイストもあるなぁ、という感じ。特に民族楽器のアレンジメントに共通点を感じるなー、と思っていたら、なんでもメインの作曲家さんはFFのアレンジもしているそうですね。ちょっと得心。


あと、音とは関係ありませんが、照明の演出は昨秋行ったファミ通さん主催のゲーム音楽のオケコンに近いテイストでした。演出でついでに言うと、どうして日本のゲーム音楽のコンサートって(あまり行ったことないですけど)、その音楽に紐づくゲームシーンを流さないんだろう?せっかく大きいスクリーンを入れているのにもったいないなー、と思います。


そんなこんなで、分からないド素人なりに堪能していたワシですが、それでも唯一知っている曲、「英雄の証」の時は鳥肌立った。ホーンセクションと打楽器がくっきりしている音楽は、個人的に琴線に触れるようです。


とはいえ、これを機にモンハン始めよう!とはならないのですが……。


ともあれ楽しかったのは事実!冒頭にも書きましたが、名作には名曲がつきますなぁ。