コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

帝国結婚式

ワシはこれまで数十の結婚式に列席してきましたが、ホント、いろんな場所でのいろんな結婚式を見てきた気がします。で、昨日の友人の結婚式は、ある意味でホテル結婚式のひとつの最高峰、帝国ホテルにて行われました。


……や、今時は帝国ホテルがホテルの最高峰とならないことは分かっているんですが、そこはそれ、気分気分(ぉ)。


帝国ホテルは、企業パーティーで行ったことはもちろん、飯を食ったり何故か泊まったりしたこともあるんですが結婚式では初めて。しかも有名な「孔雀の間」(の一部)ですから、ちょっとワクテカです。


……と言いつつ、実はこの式のエセディレクター的なものを頼まれていまして、事前の話では当日はほとんどすることはないはずだったんですが、実際来てみれば予想外に決まっていない各イベントの段取りを全て組む必要があったりしてドタバタ。打ち合わせ時や当日のホテルスタッフさんは、当たり前ですがさすがに手慣れておりまして、こちらの指示というかお願いというかを汲んでいただき、ドタバタのワリにはスムーズに組めました。


リハに手間取り開場が10分ちょい遅れたり、最後のイベントが上手くいかなかったりと、反省点もあるんですが、最初の状況からしたらなんとか乗り切った……と自負はしていたり、いなかったり。まぁ友人は喜んでたから良いか。


そんな最中にも料理とお酒はいただいていて、酒はさすがに美味しい。ワインが特に美味でした。料理も、全体的には美味しいのですが、やはり帝国ホテルの名に期待値が高かったせいか、その意味でちょっと残念なものもありました。肉料理がイマイチだったのは、オペ卓から席に戻ったらすっかり冷めてたせいかもしれませんが。


もうひとつ残念だったのはサービス。ウチのテーブルに付いた人がたまたまだったのかもしれませんが、悪くは無いんですが随所で細かいミスが目立ち、こういう席だとちょっと残念かな。ま、これもやはり期待値が高かったせいかもしれませんが。


それでももちろん、新郎新婦は凛々しく美しく、参列者も200人近い、盛大で賑やかな式だったと思います。やー、しかし何度も言うけどあの新郎が結婚するとはねぇ……世の中、分からないものです(悪い意味で(ぉw))。


その後は、参列者から仲間内だけでささやかに二次会。コリドー街沿いにある、ワシがたまに行く店──たまにいくのにいつまでたっても店名が覚えられないんですが──で、新郎新婦も顔を出してくれたり、店内に流れてたバック・トゥ・ザ・フューチャー3をガン見してみたり、4時間近くダラダラ。と、集まってみれば、司会者をやってた落語家やPCオペ、カメラマンなど、今日の式の裏方率の高さに吹いた。


大学の仲間なんですが、ここは出身大学には珍しい学部を越えた集まりで、まぁそれもイベント絡みなんですが、例えば酒を呑んだ後に薬を飲もうとしたら、薬学部出身の後輩から「抗生物質は、ホントは飲酒後はよくないけど、飲みつづけることに意味があるから仕方ないッスね。あ、ロキソニン(痛み止め)は大丈夫ですよ」とマニアックなフォローをされてみたり、まぁおもろい人達です。


最近じゃ、こういうイベント時にしか集まれませんが、どうやら来ていなかった人も含めて既婚率は相当低い模様。さて、誰かの式か二次会で、また集まる機会はあるのかな?


あ……今回の新郎新婦の、日を改めての正式な二次会があるんだった。ワシ、ホントにディレクターやるのかなぁ……ドキドキ。


●写真
一枚目:主賓挨拶……を、オペ卓のある高砂下手からの視点で。
二枚目:客の前で火を点ける「炎の演出 ダークチェリーのジュビレ」。ウチのテーブルのサービスマンだけ、持ってくる途中にもう火が点いていて吹いた。
三枚目:新郎からお礼に貰ったかなりでかいすあま。一週間前の打ち合わせで洒落で欲しいって言ったらネタで持って来やがった!(新郎の実家は元和菓子屋)