ぼくはみそ - コトノハのシズク Blog（仮）

前々から気になっていた、飛騨牛と朴葉味噌が楽しめるという「すみやき　はやし」に行ってみますた。

歌舞伎町一丁目のホストクラブに囲まれた界隈で、まったく似つかわしくない古民家ふうの内装。実際、高山の300年くらい建っていた古民家からパーツを持ってきて作ったんだそうで（写真一枚目）、しかも当地で営業を始める33年だとかいうワケですから、回りの賑やかな店よりよっぽど長くここにいるわけです。

で、晩飯を誘った友人に「朴葉味噌の店だよ」と送ったら漢字が読めなかったらしく、「ボク……ハみそ？」みたいに言われて、なるほど「ぼくはみそ」って読めるんだな、とむしろこっちが発見した気分。もちろん正解は「ほおばみそ」

ワシは朴葉味噌好きで、でも東京でなかなかこれは！ってものを食えなかったんですが、ここのは美味しかった！白いご飯に乗せて頬張った時の幸せ感と言ったら！（写真二枚目）あえて、甘みの少ない味噌を使っているそうで、それが日本酒にもご飯にも合う秘訣だと思います。で、ここに飛騨牛を絡ませるとまた美味い。ああ、高山に行きたくなってきた！

囲炉裏を囲んで座って、焼き物は年期の入ったおかみさんが丁寧に焼いてくれます。鳥とかも美味（写真三枚目）。若干生焼けですが、元の肉が良いから、レアでステーキを食べているような美味しさです。

お値段のほどは、お一人8000円ほどでした。食った量を考えれば割高感はありますし、正直コストパフォーマンス的にはイマイチ感がありますが、ここだから食える料理と愛想の良いおかみさんとの触れ合いを思えば、たまの贅沢には良いお店なのかな、と思います。