コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

懐古との邂逅

ここ数日注目している記事、『インタビュー「若者を棄てない政治」』シリーズ。


インターネットが政治変える 31歳千葉市長の「IT選挙術」
(第1回/千葉市長・熊谷俊人さん)
http://www.j-cast.com/2009/08/17047525.html

政府の年金運用は間違い 全員に毎月8万円一律に配れ
(第2回/元ライブドア社長・堀江貴文さん)
http://www.j-cast.com/2009/08/18047581.html

「老人党」と「若者党」 こうなれば分かりやすい
(第3回/フリーライター・赤木智弘さん)
http://www.j-cast.com/2009/08/19047571.html


元々は、いつものニュースサイト巡回をしていたら、我らが千葉県の若手市長の記事を発見し(ワシは船橋市民ですが)、そしたら最近仕事でたまにお会いする堀江さんが翌日だということで続けて拝読し、そしたらさらに翌日が赤木さんだということで続けて拝読……と、なんのことはない、知っている人が続いたので興味をもったのかもですが。


一般的な知名度でいえば第三回の赤木氏が一番低いのかもですが、ワシは一番古くを知っていて、というのも赤木氏は、『深夜のシマネコ』(http://t-job.vis.ne.jp/)ってサイトをやっている方で、かつては「東天王ヨブ」ってHNで論述をしていました。ワシの、今は死んでいる自称ニュース系サイト(http://www.yscompany.com/tomosaku/)とは、ネット上で何度か意見の交換・反駁をしたり、あるいは引用したりされたり……といった形で交流していました。お会いしたことはないですが。


それも2001年〜04年くらいの話しで、そもそも氏を知ったのは『DerAngriff(デア・アングリッフ)』という、20世紀終盤にあった、いろんな意味である種の「伝説」となっている時事ネタや社会批評サイトでした。そこの掲示板か、あるいは今でいうRSSを使った時事ネタサイト紹介で知ったか、だったと思います。


ほぼ同い年で、なかなかピリッとした意見をいう方だなぁ、と思っておりまして、ワシはその後社会批評サイトを実質放置してしまいましたが、氏はプロの著述家にまでなられたようで、一方的にその『デア・アングリッフ』の兄弟弟子的な感覚も持っていたので、冒頭の記事を読んでちょっと感慨深くなってしまいました。


まぁ、このインタビュー内容自体は、氏のワリには概論に徹しているような感があり、若干説得力が薄いというか、話しの枠組みがぼやけている感はありますが、まぁそこはインタビュアー次第でもあるし、残念ながら致し方ないのかなぁ、とか。ただ、氏の自分の立場を明快にした上での社会批評は読み応えがあるので、今後も(一方的に)注目させていただこうかな、と。