コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

読まない日記

ワシは、基本的に日記で書いているひとつのテキストを、mixiと、efigoというゲーム系SNSと、非SNSとしてはてなブログと、3箇所にアップしています。内容によっては多少リライトしたり、あるいは構成を変えたりはしていますが、基本的には一緒。


だから、場所によって大きくリアクションが違うのは良くあることですし、面白いものです。まー、はてなはほとんどリアクションも無ければアクセス数もたかがしれてますが、SNS2種は、日記によってコメント数の多少や傾向が結構違ったり。


ま、私見では知り合い方、付き合い方の違いという部分が大きいのかな、と思っています。mixiは、ほとんどの方が元々リアルで知っていて、そこから繋いでいただいた感じ。efigoは、SNSを通じて知り合った方が多数派。


ただ、昨日の日記――バリ旅記への反応は面白かった。mixiは、まぁおおむねいつも通りの方々がアクセスしていただいて、まぁ読了された方はほとんどいないだろう、と想像できる程度には超長文だったのですが、efigoではなんと、日記をアップしてから20時間の間、そもそも読みに来た方が2名(その後、もう数名)。


まぁ、シリーズで書いてますから、タイトルから超長文でありゲームに関係ないことは一目瞭然ですしね。TGSのことを書き、そのアクセスは通常通りだったことを考えると、まぁ単純に考えれば、日記タイトルから読む読まないの判断をされているのでしょう。


や、すみません、僻みとか嫉みとかじゃないんです。ただこれ、マーケティングとして面白いな、と思ったんです。何のマーケティングかというと、ワシというパーソナルに対するマーケティング。


人は誰しも、それぞれの「場」に合わせた顔を持ち、「場」にあわせた関係性を作り、その使い分けをしている、と思っています(そうでない人もいるかもしれませんが)。だから、テキストにしろそれへの反応にしろ、「場」によって違いが生まれるのは当然のこと。今回は、それが如実に表れれすぎてて思わず「なるほど」と思ってしまった次第。


ワシが同じテキストを3箇所にアップしているのが、その「場」を無視していることは承知の助。なお、余談かもしれませんが、ワシはどこにおいても「範囲限定」の日記を書いてはおらず、一部の人にしか向いていない可能性が高いテキストも不特定多数の方に向けて書いています。逆にそのこだわりが、日記の「濃さ」なり、パーソナリティを失わせている部分もあるんだろうな、とも思います。


すなわち、一般的でつまらないテキストになっている危険性。


まぁ、ワシの文章レベルなんぞその程度ですが(mixiにもefigoにも、面白いテキストを書くフレンドがたくさんいて、そっちの能力は正直妬けますw)、「場」やパーソナルへのマーケティングを超えて読まれるようなテキストを書ける人になりたいな、という、文章書き志望の些細な願望を込めて、この些末な稿を締めてみたり、みなかったり。