コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

33回目、2年目

昨日と今日は、大学の出自ゼミで毎年行っている「クイズラリー」。何度か日記で書いているかもですが、行き先は知らされず、4人ずつくらいが車で分乗し、「コマ地図」と呼ばれる曲がる箇所とその間の距離が書かれた地図を頼りにチェックポイント、目的地を目指し、その合間合間にクイズを解いて各車で競う、というもの。


ゼミの先生が受け持った30年余の年代に渡る教え子が集まり、世代間や異業種間の交流も生まれる、いわば大人の修学旅行。今年はその33回目です。ワシと同じ年です。


そして今年は、先生が急逝してから2年目。


昨年、ワシはオフィシャルと呼ばれる幹事の一人として参加し、ある意味、先生の追悼とする形で実施しましたが、今年は従前のやり方に立ち戻っての実施で、しかも先生はもういないわけですから、オフィシャルの皆さんの苦労も忍ばれます。


ワシは今年は非幹事として参加しましたが、や、クイズの問題数が多い!とか、配点が納得いかない!とか言いながらも、こういう文句をつけるのもこのイベントの恒例、結局は存分に楽しんで来ました。とはいえ、実はこの時間もまだラリーは続いているはずですが、ワシは結婚式があったんで朝食をいただいて帰京いたしました。





旅程を振り返ると。。。


今年は、東京から車で行くのではなく、まずは電車に乗ってチェックポイントからレンタカーを借りる、という方式。朝7時半に新宿集合で極端な寝不足の中、いきなり「電車の中で解くように」と30問のクイズを渡されます。答えはメールで送信。こういうところ、毎年新しい趣向が凝らされています。


最初の目的地は栃木県は小山。ここでチーム分けがされ、レンタカーに乗ってコマ地図を渡されます。ワシはたいてい、助手席でナビをやる場合が多いんですが、今回もそう。が、車中でチェックポイント到着までにやる問題で、分からないものをネットで検索するのもワシの担当だったりするので(たいていチーム内で一番検索が得意)、ナビと検索を同時にやるのはかなり集中力を使います。


最初のチェックポイントは、焼き物で有名な益子。ここでも現地クイズをやり、時間的に昼食をとり、ついでに時間があったのでチームのみんなと焼き物屋巡り。先輩が好きだという「しのはら」というお店で、確かにどれも面白い品が多い、というか、こういう陶器を見ていると、ついついずっと見てしまいますし、自分でも作りたくなりますなぁ……と、この日は、かわいい湯呑みを一個に絞ってお買い上げ(上写真)。これで250円とか。


新たにコマ地図をもらい、次についたのは「飛山城跡」。クイズもありつつ、ここでは「車庫入れ」と、体験できる「火起こし」で点数を競う、いわば体力パートも実施。火打ち石を打ち慣れているワシは(何)、種火はすぐに点けられたのですが、その後の火を大きくすることができずにほぞを噛みました。


さらに車中でクイズを解きながら、次のチェックポイントは日光に近い杉並木公園。ここでも現地クイズをやって、渡されたこの日最後のコマ地図は、日光市内のこの日の宿「ガストホフ舞」までのものでした。ちなみに朝、twittermixiボイスに「今年の目的地予測は日光!」と書いたのですが、これは事前に知らされていた集合・解散場所と時間から導き出したもの。大正解でしたが、だいたいみんなも予測がついていたので、これはたいしたことではなくなってしまいました。


宿がペンションってのは、もしかしたら長いゼミラリーの歴史の中でも初か二回目みたいですが、ボリュームも味も良い晩飯や、小綺麗な部屋で、いつもワリと民宿などの合宿所的な宿泊が多いのと比べると、ゴージャス感です。晩飯後はこの日の答え合わせ。答えに納得がいかなくて侃々諤々になるのも毎年恒例。今回は、翌日もクイズが続き、あくまでこの日の中間結果ということで、まだまだ順位が分かりません。答え合わせの後は宴会。結局ワシは(途中仮眠を挟みましたが)今回も最後の朝4時頃まで飲み語りをしてました。


朝は奇跡的に朝食の時間に起きられましたが、ワシはここで戦線離脱。結婚式に出席のため、結果を知らないまま帰京しました。今頃、結果発表しているのかなぁ……?


先生がいない2回目のクイズラリーは、ある意味でいつもどおりで、オフィシャルの皆さんにはお礼を申し上げたいです。そしてやはり、昨年同様先生のいない穴はどうしようも塞ぎようが無いんですが、それでもまた、この仲間たちでイベントをやっていきたいな、と思います。