コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

キャリア?

昨日は、大学時代の友人が准教授を勤める豊橋の某大学で、友人の奥さんの講座で特別講師的な何かをやってきました。なんでもキャリア形成という授業で、学生に「仕事ってこういうものだよ」的なことを教えるのに、たまに30歳前後の社会人を招いてはいろいろ語ってもらうのだとか。


で、講義が14時過ぎで、会社は有休を貰ってたので、ちょろっと考えて……国盗りの旅に出ることに(大馬鹿)。朝6時台の新幹線に乗って、一気に豊橋を過ぎて名古屋まで。


や、愛知県内で未取得の「香嵐渓」というエリアがあって、そこはエリア内に鉄道が走っておらず、バスでも近くの駅から一時間くらいかかる鉄道国盗りゃーには難所のひとつ。で、調べてみたら、紅葉の名所でちょうど真っ盛りということで、むっくりと行ってみることにしたのです。紅葉がなきゃ、今回行かなかったなぁ。


名古屋から中央線で鶴舞、地下鉄&名鉄豊田市駅まで行ってバスで50分、到着した香嵐渓はそれなりの人手と賑わいでなるほど美しい紅葉(写真一枚目)でしたが、見頃は今週末かなぁ。で、足早に見て回って、朝メシに五平餅とみたらし団子をいただき、滞在20分ほどでとんぼ帰り。や、いろんな意味で本末転倒ですが、時間ないねん。


来た時とは別の路線バスで一時間ほど、豊橋に近い東岡崎駅に出て、豊橋に……は向かったのですが、このエリア、というか愛知県内でもうひとつ未踏だったのは、豊橋から遠くない「渥美」……盗っちゃう?ここも盗っちゃう?ってことで、乗り継ぎの都合上、豊橋駅で名鉄から豊橋鉄道まで乗換4分に間に合えば、渥美を盗って戻ってこられそう、と、あらかじめ駅構内図を調べた上で駅をダッシュ!ギリギリ、間に合いました。


豊橋鉄道渥美線を、結構先まで行かないと「渥美」は盗れないようなのですが、終点まで行って戻ると間に合わない、ということで車内で何度か通信して何とか取得できた次の駅、やぐま台という無人駅で降りて、豊橋まで折り返し。ローカルな雰囲気の中、戻りの列車がくるまでのひと時の休み時間。てか、ホントに何やってんだワシ?(冷静になるな)


豊橋に戻り、件の大学に行って講義の準備をしていたら、見覚えのある顔が……友人の准教授とワシとの共通の友人で名古屋に住んでいる当時の仲間が、准教授に声をかけられてわざわざ遊びに来やがるサプライズ。これにはビックリ。


講義そのものは、個人的には反省点ばかりでした。って、いつもこういうのを頼まれるとたいがいそうなのですが、今回は準備不足が特に響いた。てか、一般的に言われる「キャリア」ってのをまったく意識しないで生きているワシが話すというのが、まずもって無理があったのかも?苦笑。こういうとき、ホントに話の上手い人とかってすごいなぁ、といつも羨ましく思います。


「今日の私の話は役に立ちません」から始めた部分はそれなりにキャッチーだったとは思うんですが、いかんせん、中弛みをしてしまった感ですね。まとまりもなかったし具体性も欠けたかも。嗚呼、粗ばかり気になる……。


まぁそれでもなんとか終わり、名古屋の友人は帰ったので、友人夫婦(ちなみに7月に、浅草・花やしきで結婚式二次会をやってワシが幹事った夫婦です)と晩御飯。豊橋名物だという「菜めし田楽」の老舗「きく宗」というお店の個室でコースをいただきました。


初めて聞いたご飯でしたが、葉っぱで炊き込んだご飯にアツアツの味噌田楽を乗せて一緒にいただく、というもので、味噌の濃い味とさっぱりした葉っぱの風味がないまざって、こりゃ美味い(写真二枚目)。ビールに日本酒も進もうというもの。


晩飯後、最近懐妊したという友人奥さんは市内の家に戻り、友人と車で沼津まで行くことに。沼津に住む、やはり大学時代の後輩にこの機会にと会いに行ったのですが、実質静岡横断。遠っ!


沼津インター近くのファミレスに、遅めの時間にはなりましたが、後輩は旦那を家において息子を連れて表れました。やー、可愛い!二歳とのことですが、最初は照れてはにかんでたくせに帰る頃にはすっかり馴れてくれました。


しかしまぁ、久々の後輩は母になっており、友人夫婦も懐妊したというし、またmixiでちょうど昨夜別の後輩に子供が生まれたことを知って、昨日だけでもワシの中では出産ラッシュ。本当に今年は友人知人にお子様ラッシュですわ。


で、すっかり話込んだら終電を無くしたワシ。後輩を帰して、友人は車で豊橋に戻るので、三島駅前のカプセルホテルに投宿。そして今朝は、まさかの新幹線通勤になりますた。三島駅で久々に富士山を見られて、朝から嬉しい。


しかし、こうして振り返ってみますと、ワシのキャリアはどうみても、仕事より旅的なものの方が高い気がする罠。