コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

東京ミートレア視察

予告通り昨日5日に、友人と3人で行ってまいりました、八王子市南大沢に12月3日にオープンしたての肉のフードテーマパーク『東京ミートレア』!ちと、急な身内のアレコレがあって、一時は延期しようかとも思いましたが、結果行こうと思っていた日時的には大丈夫になったので無問題。


まぁぶっちゃけ、自分のキャラを顧みた上でネタ的に真っ先に行っておくべきではないか、というメタ的逡巡があったことは否定しない!(ぉ


東京ミートレア
http://www.keio-ekichika.com/tokyomeatrea/index.html


オープン当初は整理券を配ります、というアナウンスがサイトでされていたので、どれくらいの混雑かとドキドキしながら行ったのですが、デパートの入口で整理券をもらい、ミートレアのひとつ下のフロアで並んで待つこと10分くらいでスムースに順番が来ました。一緒に入る(整理券ももらった)友人が遅れて入口手前で自主的に足止めは食らってしまいましたが、帰りの際の印象としても、そんなには混んでいない模様。


ただ、整理券をもらっても、番号で呼び出されるワケじゃなくて単純に並ばされてしまったので、これ、整理券の意味なくね?という疑問は持ってしまいましたが……。


中に入ると、ワリと狭しい空間に、イートイン、テイクアウトで7軒のお店が並びます。内装の印象的には、無駄にファンシーというかポップというか。この辺、プロデュースがナムコらしいので、ナンジャタウンとかの流れを汲んでいる感はあります。店の入れ替えも考慮に入れているんでしょうけど、店の見た目の個性は余り無かったな、という感じ。人混み的には、入場制限のおかげか、人で溢れている、とまではいかない程度です。ちなみに実は、入っている7店舗中2店舗は行ったことがあったり。


まずはガッツリ昼飯から、ということで選んだお店は、名古屋からやってきてます「鳥開 総本店」。霞ヶ関とかにも支店があるようです。待ちグループは前に一組でしたが20分以上待ったのは客の回転が悪いせいかもしれません、ようやく通されて頼んだのは「究極の名古屋コーチン親子丼」1,800円也。


美味い!


炙られた後にとじられた鶏肉は、ものすごい弾力があって歯ごたえが良く、また噛んだときの肉汁にも風味が残るジューシーなお肉。そこに絡まるトロトロの卵の甘みがよりいっそう味の深みを増し、一口ごとに口中に幸せが広がります。美味い親子丼はこれまでもたくさん食べてきましたが、これもかなりの逸品。


友人の頼んだ味噌カツ丼も頂戴して、味噌カツ、というワードからは思いも寄らないサッパリとしたお味で、これはこれで美味。さらに手羽先や塩から揚げといったツマミものも、中々。〆に頼んだ「名古屋コーチン卵のなめらかプリン」480円は……おお、これも美味!コッテリとした卵の風味が旨味となって襲ってきます。こいつも中々レベルが高い。



味噌カツ丼

プリン


腹八分目でお店を出て、次は「にくまきおにぎり」だ!と「元祖にくまき本舗」の方に回ってみたら……大行列!今回の視察で一番長い行列はここだった気がします。作るペーストあわせても一時間くらいは待つようで、さすがにそれはなぁ……ということで、今回はスルーすることに。次回来場か、宮崎に旅をしたら食おうっと。


で、当初デザートで考えていた「清まる」の……そう、「とんかつパフェ」を賞味することに。「一日十食限定!」と謳われているのに、この時間(14時過ぎ)でまだ頼めました。みんな、ストリート版の安いのを買っていくようですが、我らは3人、しっかり本編を頂戴しますよ!ちなみにお値段は2000円ですが、器を返すと1000円キャッシュバックなので、実質1000円ですね。


テイクアウトオンリーのお店のレジには「とんかつパフェの食べ方」なる説明書きがあって、作ってもらう間にしっかり読み込みます。そして出てきた、ソースのかかったトンカツとリンゴが、アイスやらフルーツやらに刺さったパフェ……やはり、インパクトがあります。価格から想像した大きさよりは小さかったですが、実質1000円ならこんなものか。



食べ方指南

とんかつパフェ!

カツ、アイス、リンゴのサンド


で、パブリックテーブルに座ってひとしきり笑いのネタにした後、いよいよ試食タイム。事前に読んだ記事で「美味しい」と聞いてはいたもののやはりドキドキしながら、説明書きに従って、カツの上にアイス、その上にリンゴを盛るという盛りつけをし、そっと口に運んでみれば……あ、美味い。


なんだろう、リンゴが全てを解決してくれているという感じでしょうか、カツのしょっぱさとリンゴの甘みが良い具合に調和し、さらに歯ごたえはどちらもサクサク。アイスは抹茶味なので後を引く甘さは無く、何故か、全てが絶妙に合わさって上手くいっている。これは意外……。まぁ、上手くいきすぎててパンチが足りない、という意見もありましたが。笑。


時間はもうすぐ15時。ちょうど15時から「近江牛卸問屋 激」で近江牛の肉まんを限定発売するというのに肉まんスキーの友人が飛びつき、少し並んで購入。こちらも、肉とタマネギの甘みが旨味の、なかなかの逸品でした。近江牛である、という印象は特にありませんでしたが。



近江牛肉まん


お腹も一杯になりましたし、腹ごなしに肉の豆知識などが展示されている短い「ミュージアムエリア」を見学。展示ギミックが意外に凝っていて、少しの時間なら案外楽しめそうな場所です。知識の方も、そこそこためになりそうな小話があるので、飽きないかも。


ということで、短い時間ながら満喫した感の東京ミートレア。総括としては、美味しい店、ネタになる店はあるし、肉のはしごとかをするなら良いですが、思ったよりは狭く逃げ場もないので、混んでてどのお店も結構並ぶようになると、いらつく人もいるかな、という印象。エンターテイメント性に欠けるんですよねー。ま、肉は肉であるだけで、エンターテイメントかもしれませんが(何)。


南大沢にはアウトレットもあるようですし、大きいショッピングセンターもそこそこあるようなので、それらと併せてのお立ち寄りなら、すごく楽しめるんじゃないかと思います。ただ、ここ単品で、例えばワシなら千葉県から出向くのは、なかなか大変な気がしましたです。