コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

本当のTwitterを語られてきた

1月6日、『本当のTwitterを語る新年会』というものに参加してきました。
http://twtvite.com/njqess


芦田宏直さん、という教育者の方によりトークライブ……と言っても、中華料理屋の個室で総勢24名ほどのこじんまりとした会。参加募集もtwitterで行われる、という、参加する方も、そして恐らく主催してくださった方々も、結構ドキドキだったと察するに余りある会合でした。


まぁ当然のごとく集まった方々はほとんどがお互い初対面。ワシに至っては1人も知らないなぁ……と思ってたら、なんと仕事でお会いしたことのある方が数名。これは本当に驚いた。世間の狭さ云々というレベルでもない偶然です。さらに、間に1人いれば繋がっている方が多数。世間の狭さ(以下略)。


で、芦田宏直さんとは教育者で、方々の大学の教授や、近年までは専門学校の校長も勤められた方。ではありますが、失礼ながらワシはまったく存じ上げておらず、いつの日かtwitterで、twitterを解説する面白いtweetが誰かによってRTされて、芦田さんを知りました。
http://twitter.com/HironaoAshida


で、その解説というのが、twitterのTimeLine(TL)とは情報を微分化したもので、非属人的ツールである、というもの。「微分?数学の?」と色々不思議に思いましたが、それらをまとめた次のブログ記事を読んで得心しました。なるほど。


twitterとは何か(中級) ― 「タイムライン」とは何か(twitter=「タイムライン」は何が新しいのか)
http://www.ashida.info/blog/2009/11/twitter_1.html

twitterとは何か(中上級編)― 「タイムライン」における「他者」とは何か?
http://www.ashida.info/blog/2009/11/twitter_2.html


まぁそんなこんなでフォローをさせていただき、たまーにtwitter上で絡ませていただいていたんですが、先のイベントの開催を知って「あ、面白そうな方だしお会いしてお話しを伺ってみたいな」と思ったのですが、参加者の皆さんのプロフを見ると、皆さん会社の役員やコンサルさん、あるいはある業界の専門家だったりとそうそうたる面々。プロフに「肉の妖精」としか書いてないワシの入り込む余地なんか無い……とは思ったんですが、その時も芦田さんとやりとりをさせていただき、「楽しみましょう」と仰っていただいたので参加を決意。


集合時間通りにANAインターコンチネンタルホテル「花梨」に着きまして名刺交換タイム。先述のように知っている方もいつつ、また前からtwitter上でのやりとりはさせていただいた方と初めてお会いしたりと、中々に濃密な名刺交換になりました。が、24人もしたら皆さんの顔とお名前が一致しなくなりつつ……というところに芦田さん登場。ご挨拶をさせていただきました。


開始予定の19時を少し回りましたが、講義開始。なんか直前にUstreamでも中継して、会場に来ていない人にも見られるようにしたらしく、そちらも300人以上の参加者がいたようです。その中には津田大介さんもいらっしゃったようで、twitterにリアルタイム感想を書き込んでおられました。


で、ワシはワシで、いわゆる「tsudaる」ことを初めてやってみました。これは、会見やシンポジウムなんかの模様をtwitterにテキストで書き込んで実況中継をすることで、前述の津田さんが広めたといわれているところから、「tsudaる」と言われています。で、ワシのtsudaったものは、togetterにまとめましたので、ご興味の方はご参照。それにしても、話を聞きながら要点を140文字以下の適切な長さにまとめてタイミングも見ながらPOSTする、ってのはかなり難しい!


本当のTwitterを語る新年会 #ashida
http://togetter.com/li/2732


まぁワシも正確に書けたとは思っていないですし、これだけで分かるものでは無いですが、今回の全体の内容的には、先述の芦田さんのブログ記事二編を膨らませた形でしたし、膨らませた部分はある程度フォローできているかな、と。


そんなこんなで講義は終わり、Ustの中継も終わって、食事タイム。ワシは芦田さんの同じテーブルに座ることが出来たので、食事をしながらさらに各論的なお話し、実際の事例に合わせた説明なんかも伺えました。


22時半頃までお話しを伺って、さらにホテルのロビーカフェで二次会をするということで、ワシを含めた10人強が居残り。ここでもさらにtwitterのお話し……もありつつ、芦田さんによる紅白歌合戦実況とか、教育論、さらにはiPhoneや女性についてなどなど、話はあっちこっちに飛びまくり、とにかく面白い時間を過ごしました。


教育者として長年培ってこられたのだと思うんですが、話が面白いし分かりやすいんですよね。例えばtwitter微分論も、もちそんワシは100%首肯しているワケじゃないですしtwitter文化は他の論点からも切り取れるとは思いますが(それを人に説明できるほどのものはまだありませんが)、それでもtwitterの特徴の一面はとらえていると思いますし、そこに説得力があります。


なんだろう、まさに感覚的には、大学時代にゼミの先生と一緒に酒を交わしながら話したあの感覚。それを久しぶりに思い出し、楽しむことができました。芦田先生、ご参加の皆さま、本当にありがとうございました。