京都からパレスチナ
昨日金曜日、出張的な何かで京都に行ってまいりまして、アポイントは13時からだったんですが、行きの新幹線を一時間早めまして、ランチとして、前々から行ってみたかった天下一品の総本店に行ってまいりました！
やー、天一スキーにとっては、聖地巡礼にも等しい。
天一は、結構あっちこっちにチェーン店としてありますが、系列的な何かによって若干味の違いがあるようで、京都本店の味に近いのは、東京では江古田店、池尻大橋店など4店舗ほどが本店の味に近い、というのを昔聞いたことがあります。4店舗の真相は分かりませんが、初の、そしてワシを育ててくれた天一がまさに江古田店だったものですから、それ以外の店に行くと多少物足りなさを感じていたのは事実。
そこで本店ですよ。
京都駅で新幹線を降りて、奈良線で隣駅、そこから京阪電鉄に乗って叡山鉄道に乗り換えて、駅から10分ほど歩いて、京都造形大学の近く、銀閣寺通り沿いの店舗へ。総本店、の文字を見ると、ちょっと心躍ります。中に入って豚トロ付きの定食を、もちろん「こってり」で注文。ワクテカしながら全裸待機（嘘）。
で、出てきたこってり。まずは麺をすすると……あれ、想像していたほどくどくはない？麺に絡みつくスープは思ったよりはトロトロで、むしろ江古田店の方がドロッと感、というかザラザラ感があります。じゃ、スープ自体を飲んでみると……うわ、これは濃厚！良く言えば深み、悪く言えば雑味が、都内の天一よりもたくさん混じっていて、軽い衝撃を受けつつ、美味し！
ただ、この味の濃さは、天一スキーのワシですらちょっと飲み干すのに大変さを感じたくらいですから、天一がダメな人にはまったく口に出来ないほどでしょうね。てことで、期待したものとはちょっと違いましたが、天一聖地巡礼、無事ミッション完了です。
ちなみに今回最大の収穫は、天一が京都で料亭的なお店をやっていることを知ったこと。行ってみたいけど、〆はラーメンでは無いようです。
和中創作料理 天下一品 先斗町 味がさね
http://r.gnavi.co.jp/k425600/
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お仕事を終えて、そのままトンボ帰りで帰京の新幹線。予定より1時間近く遅れての帰路ですが、この夜は会食の予定があったので気が気じゃありませんでした。なんだかんだで10分くらい遅れて行きましたのは、神田に最近オープンしたばかりの「パレスチナ料理」のお店「アルミーナ」。
アルミーナ
http://savetheolive.main.jp/index.htm
まぁ大まかにいうと「地中海料理」らしいんですけど、あえてこの店は店のドメインを「パレスチナ料理」としているようで、正直何が出てくるのかさっぱり見当が付かなかったのですが、チーズやコロッケふうのもの、タジン、炭水化物などをひととおり頼んで食べて見ますれば……おお、どれも美味い！
や、こういうお店って、珍しいとか、ネタ的に美味しいけど、味は美味しくない、ってのも結構あるじゃないですか。でもこのお店は美味しい。ご飯にヨーグルトとかかけるけど美味しい。ベツレヘムのワインなんかも美味しい。これで味付けは、別に日本人向けにアレンジしているわけでもない、ってんですから驚きです。
オーナーシェフはパレスチナの人で、日本に来てから7年くらいだとか。彼がまた可愛い、というとアレですが、とにかくキュートな人で、そこでもひとしきり盛り上がりました。
そしてワシにとっての一大事。同行の人が、水煙草があるってのを見つけて頼んでまして……ワシも吸ってしまいました！
実はワシは生まれてこの方、一本も煙草を吸ったことがありません。吸ったらはまることが分かっているので吸わなかったのです。が、ついにここで、煙草バージンを捨ててしまいました！
と言っても、水煙草ですから、フツーの煙草とは全然違うんでしょうけどね。そして、困ったことにすっごく美味しかった。ストロベリーフレーバーで、水を通して煙を吸い込み、吐き出す。とにかく良い香り。フレーバーはいろいろあるらしく、りんごやグレープ、マンゴーなんてのも人気あるとか。うわー、やってみたいわー。（とはいえ、今更フツーの煙草を始める気もないですが）
そして、薄暗い空間でぶくぶくさせて吸うというこの雰囲気が、なんとも言えない背徳感ももたらし、良い演出になっています。さらに出てきた「アラビック・コーヒー」も、フレーバーが入っててちょっとドラッキーな感じで……なんとも言えない楽しい気持ちになりました。
近々、ベリーダンスのショーも始めると言うし、行った人々で「人集めてベリーダンス付きで今度お店貸しきる！」なんて約束もしてきちゃいました。てことで、近々再訪いたしますぞー。
