コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

取り憑かれたい

GHOST TRICKゴーストトリック
http://www.capcom.co.jp/ghosttrick/


発売日に発送されていたようですが、ワシも家人も家におらず受け取ったのは土曜日、開封したのは今日の夕方という、楽しみにしていたワリには散々な扱いをされている気がしないでもない本ゲーム。取りあえず、お出かけのお供になどでプレイしつつ、今、第五章くらいまで進みました。全何章か知らないので、序盤なのかどうかも分かりませんが。


このゲーム、逆転裁判を産み出したカプコン巧舟氏(もしかしたらこの呼ばれ方自体、当人には不本意かも知れませんな勝手な妄想)がディレクターを務める新作で、いきなり死んでしまっている主人公が、タマシイ的なものになって、物に「取り憑いて」次々に起こる出来事を解決していく物語。


幽霊(ゴースト)が取り憑く(トリツク)から、ゴーストトリック。もちろん、トリックと取り憑くでダブルミーイングでしょうけど。


ここまでざっとやった感想ですが(ネタバレ無し)。


カタルシスがないなー、というのが第一印象。だから、どうにも「ヤマ」を感じることなく、淡々と進んでいく感。いや、物語調で進んでいくので、お話し的なヤマはあるんですけど、どうにもゲームとしてのカタルシスに欠けているように、ワシは感じました。


とはいえ、どうにも止めどころがない、先に先に進みたくなるゲーム設計になっていて(そのように感じて)、ついつい、はまってしまっています。ある種のパズルゲームなのかな、と思いますし、それにストーリーがついた感じ。


そして、今回確信しましたが、ワシが逆裁を好きなのは、そのゲームシステムもさることながら、いわゆる「タクシュー節」とでも言いたくなる、巧舟氏のテキストが好きなんだな、ということ。だから、氏が手がけていない「逆転検事」は序盤でさっさと放り投げてしまったんでしょう。


てことで、当分は本作が通勤のお供になりそうです。