コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

エンタメつくり

またなんか仕事中心の日記で、オメェ仕事以外してないのかよって言われそうですが、まぁそれはそれで半分くらいは当たりつつ、とはいえ書きたいお話しのキッカケが仕事絡みだったりするので、ご了承のほど。


さて昨日、ncnc動画の新しいリアルショップ展開「ncnc本社」が原宿、竹下通りに近い場所にプレオープンしました。ここには生放送のスタジオもありまして、プレオープンイベント後のこけら落とし的番組は、ワシが担当しているNHKさんとのコラボ番組。

『紅白応援隊!水樹奈々の二コ生紅白応援合戦』(第一夜)
http://live.nicovideo.jp/gate/lv35410253

二夜連続で、今夜もございます。

『紅白応援隊!水樹奈々の二コ生紅白応援合戦』(第ニ夜)
http://live.nicovideo.jp/gate/lv35410351


司会はアメリカザリガニさん。昨夜も感じましたがさすがの安定感で、水樹さんとのトークも最高に面白かったです……って、超宣伝乙なコメントですが、いやほんと、これはすげーなー、と素直に思ったので、つい。


最近、twitterで「NHKさん、いま」とか言っていたのは主にこの番組絡みだったわけですが、なんにせよ、こういう形で既存のテレビ局とネットとの、一緒の取り組みは増えています。


それこそ昨日の日記にも書きましたが、フジテレビの番組とも一緒になって番組セットを使った番組前番組をやったり、間寛平さんのアースマラソン絡みではあの日テレのTプロデューサーこと土屋さんとご一緒させていただいたり、BS−TBSさんとの取り組みもありますし、ラジオ局ではこれも昨日書いたニッポン放送さん、文化放送さん、TBSラジオさんなんかとも取り組みをしています。


これらメディアさんとの取り組み、生放送の場合は現場レベルでワシが管轄させていただくことが多いです。それなりにやっているつもりですし、それは、いわゆる従来メディアとネットメディアは対立するものではなく、一緒に発展していけるものだという証査になりうると思っているのですが、いまだによく語られる文脈としては、対立するものとされるケースが多いのが残念ではあります。


無論、まだまだ取り組みは始まったばかりで、巨大な従来構造を揺さぶるにはまだ頑張るべきところはたくさんあって、ワシなんかはそのほんの一部でちょこまかしているだけ。それはワシの力不足でもあるのですが、やらないよりはやって果てる方がまだマシですから、微力を使って出来るところからやるのです。


ところで。


今回のNHKさんのご担当もそうですし、フジテレビ「新・週刊フジテレビ批評」のプロデューサーさんも、そして言わずもがなTプロデューサーも、積極的にネットと取り組みをしようと旗を振る方って、それぞれ結構年齢も行き中堅から重鎮のはずですが、皆さん考えがとにかく柔軟!


打ち合わせをしていても、テンポが良いんですよね。基本的には胸を借りつつ、ワシも取り組みの企画レベルで、お互いの良さを出しつつ面白くなるようなアイデアや、キャッチーになるようなタイトルなんかを上げていきますが、もしかしたら失礼かも……と密かに思いつつの提案でも受け入れてくださったり、より面白い形で返していただけたりする。無論、実際に面白かったかどうかは視聴者の判断にも委ねられるワケですが、制作段階でポンポン発展していくのは楽しいものです。


なんかこう、今の立場で働いているからこういう実力ある皆さんとご一緒できているってのは分かっていますし、指向として、エンタメを創るのを喜びとしている身には、過ぎた経験をさせてもらっているなぁ……と思いつつ、決して(悪い意味で)遠慮することなく、面白いものを作っていければな、と思うのです。