コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

沖縄8days〜笑顔のまんま〜

すっかり機を逸した気がするけど、沖縄出張話第二弾。前回は食にスポットを当てましたが、今日は四方山話。


【土産屋的備忘録】


基本的に昼間は映画祭会場に付きっきりで那覇市内にはほとんどいられなかった滞在期間中でしたが、それでも僅かな隙をぬって国際通り近辺で買い物をしてみたりはしました。や、青い海と空を見ても沖縄に来た感はあるのですが(今回は残念ながらほとんど見られませんでしたが)、国際通りを歩いていても沖縄に来たのを感じますね。陽気さと、それに浮かれた観光客が、良い感じ。


とはいえ、立ち並ぶ土産物店はワリとどこも似たような品揃えが多くて、まぁそれはそれで沖縄らしいものが並んでいて見ていて楽しいのですが、ちょっと違っているものというか、少しデザインとかで凝っているなぁ、というお店が幾つかあるので、備忘録的に記載。


●MANGO HOUSE(アロハシャツ・かりゆし専門店)
http://www.mangohouse.jp/
かりゆしで、オリジナルデザインらしいものを多く揃えているお店。サイズも多用なので、ワシのようなデbもといぽっちゃり王子でも選択の幅があって嬉しいです。デザインの種類そのものも多いので、目移りするし、気に入った物のひとつくらいは見つかるのではないかと。


●海想(シャツ・アクセサリー)
http://www.kaisou.com/
沖縄の自然や海洋文化をモチーフにしたオリジナル商品を作っている、らしいです。で、実際Tシャツとかもいわゆるお土産屋とは一線を画したデザインで、個人的には結構ツボ。まぁちょっとネイチャー的なタッチに寄っている感も無くは無いですが。アクセサリーは身につけないのでよく分かりませんが、品揃えは面白いですね。


●沖縄グランブルー銀遊(アクセサリーとか)
http://www.okinawa-grand-blue.jp/
……えぇと、正直店名に釣られた感は否めませんが(ワシの好きな映画のタイトルですからな!)、とはいえワシの好きなイルカやクジラをモチーフにしたアイテムがアクセサリー以外にも幾つかあって、狭いながらも店内を眺めていると楽しいです。しかし、ウミウシモチーフのアクセサリーはチャレンジング!


琉球民芸センター(総合土産物屋)
http://www.rm-c.co.jp/
一般的な土産物屋にあるものも多く置かれていますが、多様な琉球ガラスを始め、品揃えにバリエーションがあって、しかもお洒落なものが多く、店内も綺麗でレイアウトも良いので、土産を買う時にベースにする店です。今回、ワシの好きなミンサー柄のアイテムが増えてた気がしていて、あれ、初めて沖縄に来た4年前は八重山以外で余り見なかった記憶なのですが、そんなことも無かったのか、最近増えてきたのか。

・ミンサー柄
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E9%87%8D%E5%B1%B1%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC


●新垣瓦(瓦コースター)
http://www.arakakikawara.com/
土産物屋、ではありませんが、土産を作っている工房。いやまぁ、今回一夜の飯を案内してくれた、沖縄に嫁いだ友人の旦那さんのご実家とのこと。だから紹介ってワケじゃ無いんですが、赤瓦のコースターとか良い感じだし、結構いろんな新商品開発もしているようなので、面白そうです。商品は土産物屋で買えます。


公設市場とかそこに至る公設中通りとかも好きなお店はあるんですが、正直雑多すぎて店の名前も知らなかったりするんですよね。行くとやってるので買う、みたいな。後、公設中通りでやってた店が事業拡大?で国際通りに出てくることもしばしばあるようですね。良く行く店も、幾つか出世してました。


【映画祭雑感】
肝心の映画祭の話を全くしておりませんでしたが。まぁ映画祭そのものというより身の回りの話ですが。

沖縄国際映画祭
http://www.oimf.jp/


やはり今回の震災を受けて、開催するかどうか慎重な検討がされたようですが、結果、笑顔と元気を届けて被災地を応援しよう、という主旨で、開催で決定しました。


これは、良い結果だったと思います。


映画祭そのものもさることながら、多くの芸人さんたちがステージで人々を笑わせ、義援金を募り、そこかしこに笑顔があふれている風景……一見当たり前のようで、難しいことだと思います。特に、人々の気持ちが塞ぎがちな時期であったことを考えると。


ワシらも、それらのステージの大半を中継させていただけることになったり、独自企画も実施したりとで、ネットではもちろん、リアルでも展開しました。特に、被災地の皆さんにどれだけ届いたかは分かりませんが、数多くの生中継を行ったことで元気のお裾分けが出来たんじゃ無いかな、と思っています。生放送中、「被災地から見ているよ、ありがとう」というコメントも確かにありました。


特に、屋内ブースで行った独自企画、ニコニコ神社in沖縄国際映画祭、というものでは、沖縄の方々がカメラの前でお賽銭入れながら(それは義援金として寄付させていただきました)お願いごとを言っていくのですが、そのメッセージの多くが被災地の方を応援するもので、もちろん何をお願いしていただいても良いのですが、ヌクモリティあふれる気持ちが次々に連鎖していきました。


この映画祭のテーマソングは「笑顔のまんま」という曲で、沖縄出身のアーティストBEGINさんと芸人の方々が歌っています。開催期間中場内の何処彼処でも流れていて、特に三回目ともなるとワシも軽く洗脳されそうな気がするのですが、この歌、歌詞がとても良いのです。その中に、こんな一節があります


そうさ人生 生きているだけでまるもうけ

 ※歌詞全文
 http://kashinavi.com/song_view.html?32937


この言葉が、今ほど突き刺さることも無いのではないでしょうか。生きて、笑顔でいられれば、それが何よりですし、それを作れる人になりたいな……そんなことを痛烈に感じた、今回の長期出張でした。