コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

気になったので、気になること。に行ってみた

昨夜、土曜日の夜ですが、ヨシナガさんにお声かけいただいてロフトプラスワンでやっているのイベント「飯野賢治とヨシナガの『気になること。7』」にお邪魔して参りました。


ヨシナガさんとは縁あって知己になりまして、なんか折があると年に数回飲みに行く感じで、とはいえ昨年初めて仕事でもご一緒したのですが、トークライブにお邪魔するのは初めて。気にはなっていましたし何度か機会はあったのですがことごとく逃してきました。


僕の見た秩序。(ヨシナガさんのサイト)
http://www.dfnt.net/t.html


イベントは、基本的にヨシナガさんと飯野さんが、交互に見つけてきた「気になるもの」を壇上で面白おかしくプレゼンするというもの。グダグダなトークショーになるかと思いきやさもありなん。それぞれ慣れもあるのでしょうがプレゼンの仕方もきちんと考えられていて、きちんと笑いが取れるメソッドになっています。って、どこを見てるんだワシ。笑。


ゲストは、日本テレビの土屋氏。電波少年のT部長、Tプロデューサーの名前で有名な方ですが、ワシもncncで何度か一緒に仕事をさせていただいております。実は今回お邪魔しようと思ったキッカケが、土屋さんがヨシナガさんのイベントに出ると聞いて、その組み合わせの妙に驚いたからってのもあるんですよね。


土屋さんの話はさすがに素のままで面白い。というか、自らのやってきたことを話せばそれが面白い物語になっている方って(もちろん話し方もあるんですけど)素晴らしいな、と。視聴者の期待を裏切り、ジャンプをし、面白いと思うことをひたすら追っかけていくのは、大変でしょうけど楽しいですよね。質問タイムでは、ワシもついちょっとだけ絡ませていただきました。恐縮。


さて、そして今回が飯野さんとヨシナガさんの名前を冠したイベントとしては最終回だそうで。それも、前回のイベントで「●●なら最終回」と飯野さんが設定したのをクリアできなかったので、ってことで当日決まるという中々に波乱な展開。イベントの最後は、卒業式の贈る言葉のように、ランダムに選ばれた何人かと会場全体でかけ声を回していくアレをやりました。ほら、「楽しかった〜」「運動会!」みたいな。


あのかけ声回し、子供の頃は恥ずかしいほどに思っていましたけど、いざこの年になってやってみると不思議な一体感を感じるイベントでしたね。なんだろう、今ワシが仕事にしている先にある「共有感」ってのを体現するひとつなのかな、と。全然見知らぬどおしがかけ声を通じて共有する体験。


そんなこんなで、翌日の仕事もあるのでオールナイトの第二部は遠慮して第一部だけで失礼してきたのですが、なんだろう、初めて行ったのが最終回って形になってしまいましたが、なんとなくあの形でのイベントは一区切りでも良いのかな、とこれまでも知らずに感じました。


ヨシナガさんと飯野さんの掛け合いって、事前にネタ打ち合わせもしていないのでそれぞれのツッコミそのものはアドリブなワケですが、心地よいと同時に突き抜けてなかった感じがあったんですよね。それは、何度もセッションをしているジャズマンたちが、相手の呼吸に慣れ過ぎちゃっているかのような。面白いんだけど、驚きは少ない、そんな場面が何回かあった気がします。


それでも、それぞれ単体でプレゼンを考えてきてアレだけのものを魅せられる二人なんですから、またちょっと違う枠組みで新しいイベントを作ってくれるときっと面白いんだろうな、と思ってます。ワシももっと実力があれば僅かでも一緒に作ってみたいものですが。苦笑。


まぁそんなこんなで楽しんだイベントでございました。で、そのままご飯を食べてお酒を飲みに行ったら、翌日仕事があるからと第一部で辞したのに結局朝まで新宿にいてしまったトラップ。