コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

写真力・コピー力

先月くらいにtwitterで書いてましたが。「afrocamera」というサイトがあって、主に「人」を撮影して掲載していらっしゃるようです。

afrocamera
http://afrocamera.com/


そちらのカメラマンさんが、震災後震災地に入って撮影された写真が掲載されていました。まぁ、これをtwitterで見て、ワシもこのサイトを知ったのですが。

岩手県釜石市
http://afrocamera.com/portfolio/#kamaishi1
福島県いわき市
http://afrocamera.com/portfolio/#fukushima1


いや、すごい力です。人の持つ力を切り取ったはずの写真が、強烈に増幅している。人の持つ力、写真の持つ力、その相乗効果が訴えかけてくるものは強力です。


で、どうやらこの写真も使われた「復興の狼煙」というプロジェクトがあったらしくて、写真にコピーを乗せたポスターふうのものがありました。(関連性は裏をとっていませんが、同じアングルがあったので推察)

復興の狼煙プロジェクト
http://fukkou-noroshi.jp/


いやいやいやいや、これは……。先ほどのパワーに、さらにコピーの力が乗っかって、大変なことになってます。元々の状況が訴えてくるものがあるとはいえ。。。


被災地の状況を考えたら、ワシのしている感心は的外れかもしれません。でも、それを「忘れない」ために、このような写真やポスターの存在は重要だと思います。あくまで切り取った一面であるとは言え、あるいはその切り取った一面であるからこそ、心を揺さぶる。


かつては広告を生業としていた身、元が持つパワーを強める写真やコピーの力をビリビリ感じると、不謹慎かもしれませんが少しうれしくなるのです。