コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

アジア・アフリカ・オセアニア料理

昨日はドイツ料理が美味しいお話しを書きましたが、その夜、ドイツ料理を食べたいという後輩の声に乗せられ、なんだかんだで6人くらいで有楽町のドイツ料理屋へ。


ワシがよく行くのは有楽町と新橋間のガード下、何故かドイツ料理屋が2軒並んでいる「JSレネップ」「バーデンバーデン」のどちらか。どっちかテキトーに入って混んでたらもう一軒の方、みたいな感じでしたが、この日は「JSレネップ」に行ったらいっぱいだったところ、姉妹店「J’sベッカライ 」を紹介されて新橋近くまで歩きました。良い腹ごしらえ、てか、姉妹店なんてあったのか。


味は姉妹店で変わらず、ドラフトビアも料理も美味しかったし、連れて行った皆さまにも満足してもらえたようですが、とはいえここは、当たり前ですが日本人向けにカスタマイズがされてますから、ドイツで食べる味とはやはり違う。ま、美味いことは一緒ですけどね。





で、それはさておき(何)。昨日の日記を読んだ人から、欧米以外の料理はどうなの?と聞かれたりもしたので、他にワシの行った国を考えてみたところ、まぁせいぜい、香港、インドネシア(バリ)、オーストラリア(ケアンズ)、チュニジアくらいのものでしたので、さらっと書いてみようかな、と。


【香港】
さすが食の充実した地域……というのは先入観ですが、まぁそもそも中華料理は基本的に日本人には馴染み深いですし、余程のことがなければ不味くはならないのですが、実際、屋台から高級料理店、大衆食堂に至るまで、たいがいのものは美味しかったです。

まぁ、屋台は食べて大丈夫か不安になる衛生状況、高級料理店は無難な味、大衆食堂は安くて美味いけど香辛料が諸々尖ってて味付けが強烈、とか、特徴はありましたけどね。


【インドネシア(バリ)】
系統は全然違えど、美味しさの意味においては香港に近いものがあって、すなわちどんなランクの店に行ってもたいがい美味しい。この辺は、アジア故の味覚の近さがある……のかもしれません。ただ、バリでは高級な店ほど、味気なさというか、均質感が強く、美味しいけどつまらんなぁ、と思うこともありました。でも、(現地的には)高級ビフテキ店の肉は、感動する美味しさでした。


【オーストラリア(ケアンズ)】
ここは当たり前ですが、欧米の食文化に近い料理が多く、しかも素材自体は珍しいものもあるから(カンガルーやワニ肉など)、なかなかにカオスな状況での料理が楽しめます。味付けはアメリカのそれに近い感で、すなわち大味。面白いけどそんなに美味しくない、という傾向が強いかも。


チュニジア
オリエンタル、というと安易ですが、フランスの植民地でありながら、トルコ料理の影響も受けているらしいので、独特の文化を感じます。まぁ、そもそもアフリカ大陸だし。

短い滞在中、正直「これは!」という程のものには巡り会えなかったのですが、美味しさよりも物珍しさが先行する料理たちだったのは確か。日本で聞いたことある料理も、やはり味覚の系統の違いか舌にはあまり慣れませんでした。深みはあるんだけど、中々合わない。





写真は、1枚目が香港の大衆食堂でのテーブル上あれこれ。店も器も小汚いし英語も通じない店だけど、味はなかなか。2枚目はバリで食べたナシチャンプルに乗せられる豚の丸焼き(バビグリン、と呼ばれる)。もちろん、これを切り落として乗せるんですよ。3枚目はチュニジアのクスクス。ざっくりとした切り方が意外に良いし、ボリューミー。