転換期の興奮
■根底崩れた?相対論…光より速いニュートリノ
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110923-OYT1T00374.htm
うろ覚えで書いておりますので、間違いがあったらごめんなさい。
確か、光速度不変の原理は、アインシュタインの提唱の前に、実験によって観測されてた、ってのを聞いた覚えがあります。マイケルソン・モーリーの実験、でしたっけ。でも結局、彼らはその結果に納得せず、実験は失敗したもの、と片付けていた、はず。
でその何年も後に、光速度不変を理論的に証明したのがアインシュタイン。先の「マイケルソン・モーリーの実験」結果は、そのヒントを与えた、と言われている、覚えがあります。
何が言いたいかって、科学って理論と実証が相互に補完するものじゃないですか。今回の報道されている結果は、実証(って、何も「証明」されてないから実証はおかしい言い方ですが)がまずあり、ここからきっと理論が作られていく、すなわち光速度不変が提唱された時に似たプロセスを経るのかな……と。
もしかしたら、世の中の姿が一変するかもしれない、その転換期の興奮を静かに感じています。
ワシは高校では、必修の理科で物理を専攻しておりまして(ワシの母校は、文系理系関係無く理科の必修がありました)、無論、たいした知識を身につけてはおりませんですが、物理という学問は雑学レベルで大好きなので、どういう結果になるかは分かりませんが、こういう話を聞くとワクワクしてしまいます。まぁ、提唱された理論が理解できるかは、また別の問題ですが。笑。