コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

牡蠣30個

焼き牡蠣の食べ放題がある……そんな夢のようなお誘いをいただいて、茅場町へ行ってまいりました。


新川河岸(牡蠣食べ放題のページ)
http://r.gnavi.co.jp/a034500/menu8.html


霊岸橋近く、永代通りに面したお店で、普段は普通の居酒屋なんでしょうが、この数日間は牡蠣祭とでも言うべく、店内が牡蠣食べ放題仕様になるようです。


この日の食べ放題は、兵庫県は赤穂の牡蠣。赤穂に牡蠣があることを知りませんでしたが、思えば瀬戸内海に面した土地、確かに採れても不思議ではない。我々は店内に通されましたが、着席のタイミングによっては店先屋外での場合もあるようで、この季節は防寒対策も必要そうです。


焼き牡蠣食べ放題3,800円に、飲み放題1,500円をつけて、90分1本勝負!


まずは、座敷奥の発泡スチロールに詰まった牡蠣をいきなり30個くらい皿に盛り席へ。テーブル上のカセットコンロで熱した鉄板にわしわし乗せて蓋をして、牡蠣の口が開くのを待ちます。だいたい、8個くらい一度に乗せた内のひとつが開けば、他のも含めて食べ頃のようです。


皿に取り分けて、左手に軍手、右手にヘラのようなものを使って貝を剥がします。口が開いてない牡蠣を開けるのは少しコツがいります。弱気になってはいけないけど、切れ目を間違えると大変。また、貝の中には熱々の汁が詰まってますから、それを浴びてしまうと軍手越しでも超熱。軽い火傷風味です。


そこに、お好みの味付けをしますが、お店で用意してあるのはレモンだけ。その他には「※マイソースを持参してください!」ということで、自分達で持ち込むのが流儀のようです。この日は、誘ってくれた同行者の奥様が醤油やポン酢、バターに葱などを持ってきてくれましたが、例えば味噌や塩なんかがあっても良いでしょうし、胡椒やタバスコといった香辛料系も良いかも。


焼けたてぷりっぷりの牡蠣を口に運ぶと……美味い!食べ放題だからと粗悪品なワケでは無論なく、むしろ、素人が焼くものですから焼き加減が甘くても腹を壊さないよう、生食も出来るくらいのものを仕入れているんだとか。熱々の海のミルクが、ぷちぷちの歯ごたえで、ツルリと喉を癒します。赤穂の牡蠣の特徴か、あるいは下味をつけているのか、やや塩気が強い感はありますが、美味い。


何度もお代わりを盛りにいって、4人で100個以上、一人25から30個も食べたでしょうか。本当に、他のものは何一つ食わずに、牡蠣だけでお腹いっぱいになりました。まぁ、後半はやはり味に飽きたのも正直なところですが、それでもこいつは幸せ。すっかり満足しました!


この祭、年に4回ほどやっているということで、この3月は明日24日まで、次回は6月にある模様です。6月は、案内してくれた友人が「もっと美味いよ!」と言っていた七尾の牡蠣ということで、これもまた行ってみたいものであります!


写真は、一枚目は発泡スチロールの牡蠣群。二枚目はテーブル上に盛られた牡蠣と焼かれる牡蠣。三枚目は焼きたて剥きたての牡蠣。