コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

ロシアへ愛をこめて

一昨夜は会社の友人たちとロシア料理を食べに行ってきました。場所は錦糸町、店は「スカズカ(SKAZKA)」。ググったところ、店名の意味は「昔ばなし」ってことのようです。


スカズカ
http://skazka.jp/
http://r.tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13103180/


ロシア料理って、思えばそんなに食べに行った覚えが無いですが、まぁそもそもそんなに専門店があるものでもないですし、メニュー的にもボルシチとピロシキくらいしか思い浮かびません。あれ、ビーフストロガノフもロシア料理だっけ。あと、ウォッカ!


でまぁ、予約の電話をしたところ日本語が辿々しかったので、ああ、これはロシアの人がやっているんだろうな&ちょっと不安だな、と思っていたのですが、お店に行ってみれば、恐らく電話応対してくれたっぽいロシア人美女が民族衣装風の服で迎えてくれて、店内もロシアンな雰囲気。これは楽しそう。


こちら、ロシアとは言ってもグルジアがメインのようで、とはいえロシアとグルジアの位置的地勢的な違いは分かれど料理の違いは分からないものですから、先にあげた定番と思われる料理の他、ゆで卵にイクラを乗せたもの(写真一枚目)、水餃子風のもの(ヴァレーニキ)、「ケフィア」って名前を見ただけで頼んだ冷製スープ(「アクローシカ」なる、肉とポテトピクルスと人参とケフィアのクヴァス。写真二枚目)、などなどバラエティ豊かに注文。ビーフストロガノフには、付け合わせに蕎麦の何かを頼んだら、クスクスみたいなのが乗って出てきました。


そして、どれもこれも美味い!


ジャパンナイズされているのかどうかは分かりませんが、少なくとも舌に違和感を感じない味わいで、もちろん食材の違いから不慣れなものもありますが、それを踏まえた上で美味い。


お酒も、ピルスナー系のものとアルコール臭が強いロシアビール2種をいただき、「THE 蒸留酒!」と言いたくなるほどさっぱりしたウォッカもいただき、そして「グルジアワイン」って響きに興味津々で「キンズマラウーリ」って銘柄をチョイス(写真三枚目)。これは甘めでしたが、きちんと美味しいものでした。


食後には、「ブリヌィ ス ヴァリーニイェム」なる、パンケーキにオリジナルジャムを挟んだクレープのようなものを頼みましたが、このオリジナルジャムが中々に絶品。普段は珈琲派のワシも、この日だけはロシアンティーを注文し、ジャムを入れて飲んでみました。蜂蜜を入れる版もあり、これさえあればイゼルローンも取り返せるな、と(銀河英雄伝説ネタ)。


いやはや、良い予習でした。


……予習?


そう、こちらのお店に行ったのは、単なる酔狂では無く、実は6月最初の土日+月の二泊三日で、ロシア行ってきます。


ウラジオストクハバロフスク 3日間
http://www.jic-web.co.jp/tour/eastrussia/kj1_2083.html


会社の後輩が見つけて、「ニクさん、これ行きましょう!」と言ってきたその目的は、まぁ間違いなく「シベリア鉄道に乗れる」という鉄の部分が若干と、シベリア鉄道に乗って水野晴郎似のワシに「シベリア超特急ごっこ」をさせたいネタの部分がほとんど、とお察し申し上げます。


この日行ったメンバーは、その旅を共にするメンバー。ロシア行く前にロシア料理の予習だ!ついでに向こうでやることを相談しよう!ということだったのですが、何しろ極東とはいえ二泊三日の行程ですから、現地での自由時間がほとんどなかったりして、結局「ま、出たとこ任せで」的な結論。


もちろんワシを含めて皆(たぶん)初ロシア、初シベリア鉄道。はてさて、どうなりますやら。。。