コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

小樽長崎論争〜感染症の恐怖

極東ロシアに行ったのも早一ヶ月以上前。薄墨色の思い出も遙か昔のことのように思えますが、まだつい最近の話なのですね。旅記は書きましたがそこに書きそびれた、ちょっとした小咄を少々。


旅記(1日目〜3日目)

おそロシア
http://d.hatena.ne.jp/tomosaku/20120606/1338947398
ロシア色
http://d.hatena.ne.jp/tomosaku/20120608/1339116283
シベリアちょっと特急
http://d.hatena.ne.jp/tomosaku/20120611

写真

極東ロシア弾丸旅


▼小樽長崎論争


ロシアへの入国はウラジオストクから、と言いますか行った町はこことハバロフスクだけで、ウラジオストクで全行程の半分たる24時間ほどを過ごしたわけですが、夜ご飯を食べに行ったり、朝は散歩したり、一応ガイドなんかをお願いして町中観光をしてみたりしたわけです。


で、あらかじめ言われていたことでもあったのですが、ウラジオストクは「坂の町」。実際、町を少し歩けば坂。車で移動しても坂。中央駅のある中心地は、日本で言えばちょうど渋谷のような窪みの谷底に有り、どこに向かうにも坂を登ります。


そしてウラジオストクは霧深い!まぁ、たまたま行った日がずっと靄に包まれて、景観地からもあんまり景観できなかったってのもあるんですが、どうやら元々霧深い町のようです。


てことで、坂と霧からワシが連想したのは、ウラジオストクは小樽のような町だな、というもの。うん、魚介類も美味しいし、ここはロシアの小樽ってことで良いんじゃ無いか?


と言ってみたら、ガイドのアレキサンダーくん曰く、ウラジオストクを日本に喩えると「長崎」と言われている模様。確かに、坂はそうだし、軍港なんかもあるから、確かに商業港の長崎の方が近い気もするけど。。。


「いや、でも小樽でしょ!」と力説しようと思いましたが、アレキサンダーくんが小樽を知らず、そもそも長崎も日本人観光客に言われただけだったので、小樽長崎論争は論争になる前に有耶無耶になってしまいました。


▼感染症の恐怖


twitterなどなどでは騒いでおりましたが、ロシアから帰ってきた日の夜、猛烈で強烈で激烈な腹痛に襲われまして、もう少し具体的に言うと腹を下しまして、トイレとの親密度が上がりすぎてこれが恋愛ならお互いを意識し出すレベルでべったりしておりました。


てことを書いたら、一緒にロシアに行った人も続々と斃れている模様。それでもみんな、帰国の翌日に会社にいたのは驚きですが、やはり全員、トイレが好きなわけでも離れられない泥沼恋愛状態になっているのは変わらない模様。


さすがに全員がとなると、食あたりかもしれませんが、感染症を疑いたくなるレベル。帰国時に腹痛なら成田空港の検疫にも行ったでしょうが、その後のお話ですので、特にFacebookでの強いツッコミを受けたワシが、意を決して町医者に掛かってみました。


尿検査と血液検査をして、結果は翌日というのでとりあえず薬をもらいまして。で、当然医者に行ったのはワシだけですから、薬をもらったのもワシだけで、早速その場で一粒飲んで見ましたら、効果覿面、その日の夜にはかなりの改善、翌朝には完全復活。相変わらず、薬の効きやすい体です。


さてそれでは、検査の結果は……無事、感染症などは無く、ただの食あたりだった模様。血液検査で結構そんなことまで分かるんですね。なんか本格的な検査とかするのかと思っていたからある意味で拍子抜けしつつ、まぁ良かった良かった。


ちなみに、(薬が無くて)長引いた人は、翌週までおなかを壊していたとか。ワシも病院は好きでは無いですが、昨年の糖尿病予備役編入→除隊を経験して、病院に長く行かないために早く行ってさっさと治す、という方向に考え方をシフトしたので、まぁそれが功を奏した感もあります。


さてじゃあなんで腹を壊したんだろう?という原因は結局突き止められなかったのですが、ロシアに行った全員が察するに、ハバロフスクの町中で全員が回し飲みした「クヴァス」という清涼飲料水では無いかと。


これ、ロシアではスタンダードな飲み物らしくて、実際町中を歩いていると、数百メートルに一軒、このクヴァスを売る屋台が出ています。で、注文するとタンクに入ったところから一杯出してくれるのです。味は、気の抜けたビールのような、大変麦の味が強いものなのですが、衛生状態に不安があったのは確か。


しかしまぁ、例えば香港の屋台で現地の人からすら「それ食べて大丈夫ですか?」と言われたものを買ってみたり、インドネシアでガイドに勧められるままに道ばたに落ちている現地の梅干しのような身を食べたりしながらも、これまで海外で腹を壊した覚えのないワシですが、今回はしんどかった。


ま、喉元過ぎれば熱さを忘れる。今となってはこれも、良い思い出です……良い思い出、だよね(自分に言い聞かせるように)。