コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

シカイとカンジ

今日明日と、二日続けて結婚パーティの司会を務めております、こんばんは、トモサクです。今日は勤務先の元後輩(今は転職)、明日も勤務先の後輩、というよりは飲み仲間というか。


いやはや、それなりにこの手のパーティの司会をしてきたとは思いますが、さすがに二日連続ってのは初めて。基本的にワシはこの手の会では完全な台本を作るのですが、金曜日なんかは、それぞれの幹事や主役から、進行や台本の修正情報が入ってきて、それぞれどっちをどっちに反映すれば良いのか軽い混乱に陥ってしまいました。


恐らく、ワシは友人、後輩、先輩の結婚パーティ系の「司会」だけでも20〜30、「幹事」も、あるいは「幹事のみ」となるとさらに20〜30、あわせれば50以上のパーティで司会か幹事をしているはず。というのも、多すぎて既に誰の時に自分が何をやったか、完全には覚えてないのです……もちろん、それらをしない結婚式やパーティにも出てますから、きっと100近いその手の会にご招待いただいている、と改めて考えると結構な数ですわな。


主に二次会の司会or幹事ですが、まれにご親族もいる会、披露宴での司会も任じていただき、なんというか、こんな素人が本当にごめんなさいとは思うのですが、まぁ列席の皆さまには概ねご満足いただけたようで何よりでした。


たぶん、初めてその手の幹事をやったのは大学生のころ、といってもまだ若いですから同級生では無く、通う神社の先輩の式でのことだったと思います。その後数年は主に神社の先輩の式での司会or幹事。その後は高校〜大学時代の友人、30代に乗ってからは大学や仕事関連の友人から、後輩にシフトしていった感じでしょうか。


昔は、司会兼幹事、というのもやっていましたが、経験を重ねて、自分の中でもクオリティを考えていった時に、司会と幹事は役割を分けるべきと言う結論にいたり、この7年くらいはその体制でやらしてもらうようにしています。幹事って結局現場での進行管理ですから、司会と兼ねるのは基本的に無理。兼ねてもクオリティは下がる。


ま、そもそもクオリティ云々言えるほどのクオリティをワシが持っているワケではないわけで、むしろ、いつも会が終わる度に反省しきりで、主役や他のスタッフに感謝の声を掛けられると、恥ずかしくてたまらなかったりするのですが、それでも後から後から切れずに他の方からも依頼をいただくってことは、それなりのクオリティは保てているのかな……くらいの自信にも満たない気持ちです。


よく「そんだけやってるならもう金取れるよね」とかも言われるのですが、とんでもない、金を取れるクオリティで無いことは自分が一番よく分かっています。まぁ、プロの司会でも「そのレベルかよ……」と思うことが無いでは無いですが、本当にすごいプロにはどうやったって適わないし、金を取るレベルがそこなら、ワシは遙かに満たないです。


信じられないと言われることも多いのですが、これだけ多くの会に携わっていても、本番前は毎回緊張が高く、軽く逃げ出したくなるほど。もちろん、そこまで行って逃げやしませんが、こればっかりは仕方ない自分のメンタル。ま、緊張感をなくすよりは良いのかな、と思うようにしていますが。


誰かの幸せの席、そのお手伝いをさせていただけるというのは、ワシにとって望外の喜びですから、余程のスケジュール的な都合がつかないとかが無い限りは、承っています。最近は、ワシ自身の年齢が上がり余り周りで結婚が無くなってきたせいか、昔ほどはやってはおりませんが、それでも、頼まれること自体が嬉しいことなのは確か。


友人たちの幸せは、ワシの幸せなのです。これは衒いもなく、ワリと本気で。


とまぁ、自身の司会と幹事にまつわるエトセトラを徒然なるままに書き連ねてしまいました。明日も大切な友人の司会、アシスタントがいない一人司会なのでよりハードルは高いですが、素人なりにできる精一杯で頑張りましょうか。


あ、そういえば。ワシの把握している限りにおいて、ワシが司会or幹事をやったカップルは、まだひと組も分かれてませんよ、っと。笑。