コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

動かざるごと艮為山のごとし~おみくじ2014

今更ながら新年のご挨拶……というにも遅すぎるので、まぁなんか、皆さん引き続きよろしくお願いします。


<ここからテンプレ>そんでまぁなんかほぼ毎年書いている新年の恒例備忘録。ワシの通う神社で今年ワシが引きました「おみくじ」についての記録です。なんだかんだで、毎年このネタを楽しみにしてくださっている方もいるようなので、今年も書きます。


一応予防線を張るべくいつもの文句を書いておきますが、ワシ自身は神道の信仰を持っていますが、もちろんそれを周囲に強制することも必要としない人に広めることも無いですし、違う信仰を持つ人とも信仰を持たない人とも等しく付き合ってます。


そもそも信仰を持っているといっても「オマエが神主なら神など信じられぬわ」と言われる程度には日常生活で全く露出してないというかむしろ破戒的ですらあるかもしれません(これ神社の人も見てますが!)。なのでまぁ、こんなのもあるのね、程度に軽く読み流していただければ。


で、おみくじと言っても「大吉」とか「凶」とかの「吉凶」ではなく、易や陰陽道で言うところの「八卦」を組み合わせた「六十四掛」と同様に表しまして、神道では(つか通う神社では)「月日のおしえ」ってのを元に解き分けします。ちなみに、陰陽裏返る場所が一箇所あるんで、全部で384通りの組み合わせがあります。


下記にて、赤丸(塗りつぶされている丸)が「日(陽)」、白丸が「月(陰)」です。上三つと下三つがそれぞれ「宮」の意味を為して、その「宮」で解き分けをします。細かく言うと、上三つは「周囲」の、下三つは「自分」の、「宮」です。さらに、青丸(右側に丸がある箇所)の部分が陰陽転じて、年内の変化の時期と変化した後の「宮」となってまた意味を為します。<ここまでテンプレ>


では、今年のワシのおみくじ。


 







上三つが、上から陽-陰-陰の順番で、これが「艮宮(ごんくう)」という「山」の働きを持った位。そして今年は下三つも同じく「艮宮」。ここまでを合わせて「艮為山(ごんいさん)」と言います。で、陰陽転じる箇所が下から六つ目でして、転じた後は上三つが上から陰-陰-陰の順番で、「坤宮(こんくう)」という「地」の働きを持った位。この転じた後は「地山謙(ちさんけん)」と言います。 例によってのテンプレ解説ですが、相変わらずの説明下手で恐縮。雰囲気を感じていただければ。


例年通りな「仕事」を中心にお願いしながら引いております。


このおみくじさん、上三つが周囲、下三つが自分、を表してもいるのですが、自分も周りも「山」の位に入っておりまして、すなわち「動かない」「動けない」年になりそうです。と同時に、山の位は(自分が動けない分)いろんなものが集まってくる位でもありまして、人も物も金も、そして仕事も集まってくる年になりそうです。


動けない、というのは、何も出来ないという意味では無くて、集まってくる、というのも踏まえてどちらかというと受け身な状況であるということで、それを山の如く、しっかり受け止めて対応していくことが求められそうです。そして、周りが動けない、ということは、自分の期待するほど周りが動いてくれない、ということにも繋がりまして、それを怒るのでは無く、期待値の5割も出来れば良い、くらいの鷹揚な気持ちになって、自分は山の如く落ち着いて、誉めて伸ばす気持ちでやる気を引き出せ、とのこと。


陰陽転じると周囲が「地」の位になるのですが、地とはそのまんま大地にも繋がりまして、そこに対する種まきの時期でもあることが伺えます。仕事にまつわるいろいろな種をまいて(地)、芽を出したものが集まってくる(山)、と見えるのですが、今年は種まきの時期故に、分かりやすい結果が出ないかもしれない、とのこと。それでも必ず上手くいくので、地に這うように地道に頑張るべきだし、何かを言われても山となってそれを受け止めて、周りに響かせないようにすることも求められそうです。


うーむ。自分が今担当していることは、確かにすぐに派手な結果に結びつくようなものではない可能性がありますし、まさに昨年末から、ひとつひとつ、種を蒔き始めたと言える施策や企画を動かし始めています。ま、それも解釈の問題ですが、自分のやっている状況を指摘され、指針を渡された気分です。


そういえば、昨年のおみくじさんでは、2月か8月に「何か動くこと」があると出ていましたが、案の定、という言い方もアレですが、8月に担当業務の異動なんかもあって、ああ、当てはまっているな、という気分。


これも例年の言ですが、これは予言ではなくて指針。これをもらってどのように未来に役立てるかは自分次第です。はてさて今年はどうなりますことやら。