コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

♪クロネコヤマトの宅急便♪の宅急っぷり

二週間くらい前になりますが、クロネコヤマトの宅急便でお馴染みのヤマト運輸、その羽田に出来た新しい物流ターミナルに見学に行って参りました。いわゆる、オトナの社会科見学、的な。大人をオトナと書くと違う想像g(殴打

羽田クロノゲート | ヤマト運輸
http://www.yamato-hd.co.jp/hnd-chronogate/

キッカケはさらにひと月くらい前。ネット巡回警備中に何かのキッカケで見つけて、すげーなーと見てたら発見した「見学のご案内」。こりゃすごい!とFacebookに書いてみたら、この近くに住んでる友人夫婦を中心に、ちょっとした予約合戦のすえ、見事見学に行けることに!

予約合戦、と書きましたが、そう、この見学コース、一ヶ月先まで予約出来るのですが、無料と言うこともあってか、常にサイト上表記は「満員」状態。恐らく、取りあえず取っている、という人も多いのでしょう、タイミングが良いと予約に空きが出来ている日時が後から見つかったりするのですが、ちょうど土曜日にまとまった空きがあったのでそこで押さえることが出来ました。

最寄り駅は、京急羽田線穴守稲荷駅。いろいろいわくもある神社で有名なところですが、駅前は「駅前グループ」に牛耳られてました。右上の麻雀屋も「駅前」。

 

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環八通りまで出ればすぐ前に見えるのが「羽田クロノゲート」です。出来たてと言うことでとにかく綺麗。正面から見ただけでもその大きさにおののきます。そして、入口に見かけた「スワンベーカリー」。はてどっかで見たことあると思いきや、勤務先から徒歩3分くらいのところにあるパン屋と同じ名前。あとでスタッフに聞いてみましたら、障害者への職業提供でヤマト運輸がやっている製パン販売事業だとか。確かに隣に、クロネコヤマトの配送センターもあった!思わぬところで繋がっているものです。

受付を済ませて中へ。見学コースは撮影禁止と言うことでちょっと残念ですが、確かに配送の住所とか書かれた荷物がある中ですから、普通に歩いていても判別はできませんが、仕方ないところかもしれません。まずは「見学者ホール」でヤマト運輸の歴史などを紹介されますが、意外にも、配送が全国規模で確立したのはここ20年ほどとのこと。もっと昔から全国規模だと思っていましたが、これも考えてみれば、郵便局とか強力な競合がある中での事業展開だったのでしょうから、そんなものかもしれません。

そこからは、「見学者コリドー」というところを歩いて行きます。速度に角度の違うコンベアが縦横無尽に行き渡り、そこの上をオートメーション化された荷物が走って行く様は……きゅんきゅんする!

うん、一見地味です。でも、コンベアのカーブやつなぎ目を見ているだけで楽しめますし、解説を聞きながら回るとそれぞれの機能への理解が当たり前ですが深まって、いやはやこれは楽しい。モニターが立ち並び一括管理しているという「集中管理室」も実際に中を覗けてなんとなくサイバー、最後の「展示ホール」では遊び心もある様々な種類の展示が楽しめて、これもまた面白い。1時間半の見学時間、フルに楽しんじゃいました。

そんな中、ヤマト運輸は流通を担うのでは無く、そこに関わる様々な「付加価値」をつけた事業を始めているのも印象的でした。例えば家電とかの「修理」を物流センターで行ったり、アライアンス先会社の資料データをストックしておくことで、出張族にその先々でオンデマンドで資料を渡したりとか、なるほど便利そうな機能です。

 

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すっかり堪能して出てきましたら、開放的な入口に置かれた猫のオブジェがなんか焼肉屋の部位表みたいになっておりまして、そのせいというワケでもないですが、みんなで向かった晩飯処は羽田空港国際線ターミナルにある焼肉屋「焼肉チャンピオン」。さらに、最近ちょいと話題の、星を見ながら飲食できるプラネタリウムカフェ・ラウンジ「スターリーカフェ」を楽しんで、すっかり半日堪能した、オトナの社会科見学でございました。