コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

noteを取ろう、noteで(お金を)取ろう

「note」ってサービスが始まりました。『クリエイターと読者を繋ぐサイト』cakesの新事業で、ユーザーそれぞれが自分の記事、音楽、動画、写真などを販売することが可能な、ある意味でセルフパブリッシングなプラットフォームサービスです。


気になる新サービスが始まったら、取りあえずアカウントを取る。というネット原住民らしき使命に駆られて取りあえず初日にtomosakuアカウントをゲット。

https://note.mu/tomosaku


さてこのnote。ユーザーの販売プラットフォームとしてはとても手軽に感じます。そこそこ登録が必要ではありますが


まずそもそも、noteを使うのであれば販売プラットフォームとして以外は余り考えられない。無料で公開するものであれば既に使っているブログで良いし、SNS的な利用も間に合っている。


じゃあ、ワシが日常系コラムで売れる文章を書けるか、というと、これも難しい。文章力そのものに自信が無いわけでは無いが、いかんせん、ワシの文章は「面白くない」。これはセンスの問題ないので、そこの才能が無いワシは、それを磨いたり推敲の中で高めていくしかないのだけど、まぁ磨くのは一朝一夕に出来るものでは無いし、推敲は止め処が難しい。


そうすると、持っているコンテンツで勝負するしかない。


ワシがある程度、他の人より有為に優位な情報発信が出来そうなコンテンツと言ったら、恐らく「旅」と「酒飯」、後者は特に「肉」だろうか。徹底した「肉ブランディング」は、自分でも驚くほど浸透している。本当に驚いている。


投げ銭形式で、全部無料で見せてお金をもらうのも有りだろう。旅なら、とんでもなく美しい写真や、今すぐにでも行きたくなる文章を出せるワケでは無いけど、どちらもそこそこのものは出せる。でもこれは、やはりお慰みだ。


「金を払いたい」というコンテンツ(旅と肉)はなんだろう。


と自分を省みて考えたのは、肉写真をアップして、店名知りたければお金を払って、という、ある意味での地方民宿におけるAV方式である。ちょっと違うか。さすがに、最低金額100円で1写真1店はひどいから、例えば10点くらい写真を載せておいて、100円払うと店名とメニューを見られる。これならイケるんじゃないか!


……と思ったけど、料理写真は撮影許諾を取っているものばかりでは無いし、許可を申し出て撮っているものでも商業利用を前提としていない。写真の著作権がワシにあったところで、料理の権利はワシにはない。これって昨今、SNSでの料理写真の利用について課題になっている点だけど、権利ビジネスの片隅にいる人間としては、やはり躊躇いを感じてしまう。


てことで、これもボツ。ワシと名乗らずにやることも出来ようが、既に持っている「肉ブランディングマーケット」を使えないから効果薄し。


となると、旅ネタくらいしか選択肢がなくなってしまう。同じスキームなら、それなりに美しい風景写真を見せておいて、場所を知りたかったら課金……うん、さすがに払わんわな。


そんなこんなで、凡徒としては早くも使い道に悩んでいるのでござんした。





ちなみに、販売プラットフォームとしても、商品とクリエイターを繋ぐプラットフォームとしても、現時点の一番の課題は「動き(ページ遷移)がもっさいこと」だと思います。サーバーのせいかプログラムのせいかは分からないけれども、申し訳ないがテキスト主体のプラットフォームでこれだけ表示に時間が掛かったり、ページを読み込みに行くのは結構なストレスになって、哀しいかな「クリックをすすめる」気にならないのです。

まぁ、気にならない人もいるのかもしれませんが。今後の改善に期待したいところです。