コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

ビフテキ恵方巻き

ネットニュースで見かけた池袋東武「スギモト」の、松坂牛の恵方巻き。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1501/14/news149.html

こ、これは肉の妖精的に食わねばならぬのではっ!と思いつつ、12,960円という値段に躊躇しておったのですが、SNSでそんなことを書いたら某WEB記者さんが一口乗ってくれるというので、早速先月半ば、震えながら予約。そして昨朝、震えながら購入いたしました。

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まずはその重さと太さに圧倒される我々。見ただけで丸かぶりが不可能なことを思い知らされます。何しろ、長さ18cmで直径は12cm!おっきいにも程があるだろ……。

ずっしりした包みを抱えながら開封のできるところに移動して、WEB記者さんと一緒に開封式。折角ならとコンビニの390円(お値段だけで言えば33分の1)の恵方巻きと並べてみましたが、

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なにこの圧倒的存在感!

直径の半分以上を占めるセンターの霜降松阪牛サーロインステーキ400gが、とにかくツヤツヤで美しい。念のため、丸かぶりを試みましたが、

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まぁ、無理。

てことで切り分けます。入れた包丁にはたっぷりの脂がこびりつき、つい舐めたくなりますが、ちょっと異常な人っぽくなるのでそれは諦めて、いざ、実食!

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…………んんまい!サーロインステーキの周りは黒毛和牛ローストビーフ200gで、軽くタレを落として味付けをします。米も酢飯ではないので、感覚的には高級なビフテキ丼を食べてる感。噛むごとに溢れる甘い肉汁、冷めているのに吸い付いてくるような超レアサーロインステーキの食感、アクセントを加えるローストビーフとベビーリーフ……なんだこの一体感。うめぇ。

6切れ半ほどに切り分けまして、一切れでも2,000円相当。まぁお値段を踏まえれば、美味くなければ嘘みたいなもんですが、とはいえ単なるイロモノではなく、きちっと食感なり味わいが考えられて楽しめるのは嬉しい。

まぁぶっちゃけ、分解してそれぞれで食べる方が美味しいのかも知れません。でもま、これはこれである種の縁起物。もう既に、風習としての恵方巻きから遠く離れておりますが、良い鉄板焼が食べられるレベルでのひとネタ、すっかり堪能させていただきました。

ちなみにご一緒してくださった記者さんは、しっかり記事にされていました。
http://getnews.jp/archives/800838