コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

夢の中へ

こりゃ厨二や、厨二魂の実現や。


と嘘関西弁から始めてしまいましたが、振休を使って文化的な最低限度の生活を志す会(即興)で「FLOWERS BY NAKED」へ。
 
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いやー、何この魂の厨二心をくすぐる空間演出。スチームパンクとモダンファンタジーとウィリアム・モリス的デザインを足して8を掛けたような空間。安心してください、適当です。阿智村のスターカフェに行った時もそうでしたが、かつて夢見た未来や幻想を、映像を媒介に実現している、そんな感じ。本田宗一郎鉄腕アトムを見てASIMOを開発させた、というエピソードを思い出します。
 
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入口すぐのアテンションが本をイメージした演出で、本好きとしてはこの時点で持って行かれます。それ以降も、視覚、嗅覚、触覚に訴えかけつつ、インタラクティブ性もある仕掛けが次々に出てきて飽きることがありません。根元に戻って映像の見せ方に特化しても、様々な工夫が凝らされ、エンタメ屋としても興味深いものばかり。
 
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そして、世界観そのもの。きっとここには様々な設定があるんでしょうが、キーワードや造作はありつつ、余計な説明はありません。そう、コンテンツを享受する側はそんなことを知らなくても楽しめるし、知ったらもっと楽しめるんだろうな、と思うのです。デザインとかと同じですよね。
 
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やー、面白かったし、勉強になりました。
 
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余談ですが。最近の(ってワケでもないか)NAKEDさんのイベントを見てると、ブランディングの徹底がすごいなと思います。イベント名に社名を入れるのもそうだし、今日の会場入口にも代表の方の巨大懸垂幕があって、感心してしまうし今後の方向性も気になるところです。