コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

映画「カメラを止めるな!」見てきた

こんだけ話題になってしまったから、まぁあまり「ネタバレ」とか気にしないで(とはいえ事前情報は仕入れずに)鑑賞。川崎はチネチッタ

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まず、エンタメ映画としてきっちり面白かったってことは素直に感じた。役者の個性も出ていて、アイデアも良く見せ方も構成も上手い。これを言われている通りの低予算で撮ったならすごいことだと思うし、映像としての仕上がりも良いクオリティ。

 

その上で、以下「ネタバレ」にならないはずの感慨。作品そのものの感想とは別ってことで。

 

まぁちょっと冒頭と矛盾するけど、これだけ言われているので、つい色んなパターンを想定して観に行ってしまったワケですよ。そしてその予測のひとつを外れてはこなかった。それは「37分のワンカット」を観ている段階から気付いたし、むしろ気付かせる伏線を製作側は入れてきている。

 

だから、観た人には分かるように言うと、ワシの後半の楽しみ方は「答え合わせ」。まぁそれがひとつひとつ明確になっていったのも、すごく面白かったんだけどね。

 

もちろん、この手法を知らない人もたくさんいるはずで、これは単に「知ってるか知らないか」というシンプルな問題。だから斬新に感じる人がいるのも確かで、そこにカタルシスを感じる人もあるだろう。

 

ワシは、手法自体は驚かなかったので、それを踏まえての丁寧な映画作りを楽しんだし、先述のとおり「伏線とその答え合わせ」が面白かった。ここは誰かと酒飲んで語りたいなー。