同人誌の変遷
ってタイトルの書物が母校から届けられました。正確には、母学科、かな。某日芸の文芸学科。
タイトルを見て、「なにぃ!うる星やつらや聖闘士星矢、キャプツバにエヴァといった主要どころはもちろん、ヤオイや二次創作文化に踏み込んだ解説書かっ!?」と思ったワシは、悪くない、うんきっと悪くない。
内容は、それこそ明治期から近年までの、文芸系を中心とした同人誌について、その歴史や母学科で所蔵してあるもののリストなどが詰め込まれた、これはこれですごい一覧。
国語の授業とかで習ったと思いますけど、それこそ明治から大正にかけてなんて文芸同人誌がブームだったりして、当時から今の世に名の残る文豪もそこから始まっていたりします。まだざっと目を通しただけですが、あるいみ日本の近代文学史を補完しうるんじゃないかしら。大袈裟?
どちらかというと「資料」の色が濃いので、じっくり読む、というものでもないですが、ちょっと捲りながら日本の文芸誌を振り返ってみるのも面白そうです。
私信:たにさん、編集おつかれさまでした!