コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

おおらかなるモンゴル料理

なんか昨夜は、酔った勢いで投げっぱなしの日記を書いてしまった気がするので、軽く備忘録。


キッカケは、たまたま点けてたテレビでモンゴルを巡るバラエティ旅のような番組をやってて、それも、鉄道に乗り降りしてたので「モンゴルの鉄道ってどんなのかなぁ」と調べ始めたら、まさかの日本語対応をしていた驚きをtwitterに書いたこと。


モンゴル鉄道の日本語対応サイト。予約もできます。
https://www.urtu.net/webpages/homepage.faces?lang=jp&c=27567


で、番組ではそのままモンゴル料理を紹介していて、これ食べたいなぁ、と調べ始めたら、twitterでリプライとかももらって、テレビで紹介してた料理や羊肉料理、そういえばジンギスカンもモンゴル料理か、といろいろ分かってきたので、「じゃあ、久々に肉会でもやろうか」と、10月29日をターゲットに店を選んで声かけしたら、なんか10人以上も集まっていただいちゃいました。


行ったお店はこちら。


両国・ウランバートル
http://www.mongol-ryogoku.com/
※ちなみに、価格変わってました。上がったのと、下がったのがある模様。


なんで両国でモンゴル料理?と思いましたが、もしかしたらこれも、力士のモンゴル人化の波が影響を及ぼしているのかもしれません。


10人以上いますし、何日か前に予約をしたのですが、どうやら店に行ったら予約が認識されていない様子。おおおおおい!でも、なんとか空き席はあったので、繋げて人数分は確保。その後、続々お客さん(モンゴル人)が来ていたので、危なかった。。。


で、この店を教えてくれた友人によれば、料理が出てくるのも遅いのだとか。まぁそこはそれ、ここはモンゴルだと思って、大らかな気持ちで構えましょう!というのを、ワシも集まってくれた皆さんに、何度も言い含めて幹事としてのクレームを最小限に収める方向に保守的。笑。


果たして、確かに料理が出てくるのが遅い、頼んだものが忘れられてる、頼んでないものが出てくる、出てくる順番もバラバラ、と、大らかに構えていなければホスピタリティに文句も付けそうですが、なんか、ひとりフロアで頑張るモンゴル人青年を見ていると、怒れないのも確か。大らかに、大らかに。


そして肝心の料理。これはどれもこれも美味かった!


お客さんもモンゴルの方がほとんどっぽくて、だからたぶん、別段日本人向けにアレンジとかをしているのでは無いと思うのですが、美味い。サイトを見て、思い出せる限りで限りで書いていくと……


●ローワンギーン・サラート(モンゴルのニンジンサラダ)
ニンジンとレーズンをニンニクで和えた風のサラダ。ニンジン嫌いの友人が「これは美味い」と食えていたのもすごい。

●バンタン (小麦粉と野菜のクリーミーなスープ)
なんか、米のような麦のようなものが入っていて、まろやかにして食い応えもある。

●ゴリルタイ・ショル(モンゴルのうどんスープ)
うどんは平麺で、うっすらクリーミーながら味わいはさっぱり目のツユと絡まって、これまた美味。

●ボダータイ・ホーラガ (モンゴル式チャーハン)
最初に出てきたのがチャーハンだったことに驚きを禁じ得ませんでしたが、結構油でがっつり炒められてて、でもしつこくなく美味しく食える。

●ホーショール(揚げパン?)
揚げパンっぽい中に、これも羊肉が詰まっていて、なんだろう、フォッカチャの肉詰めみたいな感じ。これも油っぽいですが食べると止まらない。

●バンシ (伝統的なモンゴルの水餃子)
●ボーズ (モンゴルの餃子)(写真一枚目)
この二つの区別は良くつかないのですが、味はちょっと違っている模様。どちらも羊肉が詰まっていて食い応えもあり。バンシはケチャップとか付くらしいのですが、出て来ず、我慢できずに食ったら充分美味しかった。

●チャンスン・マフ(塩ゆで骨つき羊肉)(写真二枚目)
ある意味今日のメイン料理。2人前から頼めるっぽいのですが、1人前でも結構な大きさで、骨に付いている肉にナイフを入れて、力一杯大胆に切り分けなければ行けません。業を煮やして、骨にしゃぶりつく人も数名。だがこれが美味い!脂身だけのところすら美味い!モンゴルの岩塩をつけて食うとまた美味い!

●シャルスン・ハビルガ (ラム肉のスペアリブ焼き)
こちらも骨付きスペアリブ。よく覚えてないのですが、たぶん、これ口に出来なかったので味も分からず。でも、食ってる人は美味そうでした。

●チャチャルガンジャム入りヨーグルト
デザートで頼んだのですが、全然甘くなく、友人が「砂糖あります?」と聞いたら、店員から店内にいた他のモンゴル人のお客さんから「ざわ…ざわ…」となっていたので、どうやら異端の模様。

●チンギスアルヒ (ゴールド)(写真三枚目)
蒸留酒、モンゴルのウォッカらしいです。チンギスハーンっぽい人がラベルに書かれています。アルコールは40度くらいとのことですが、ロックでも全然クセが無く、ワリとカパカパ飲めます。ま、おかげで結構な酔っ払いになったのですが。


そんなこんなで、人数のおかげもあろうと思いますが、結構たくさんの料理を堪能。お会計も、均等に割れば5,000円弱と、食べた量を思えばお安い、そして美味い。モンゴルのお酒が少ないのと、意思疎通が若干困難なのなど、まぁ残念な面もあるにはありますが、ワシは総じて満足しました!


羊肉主体だし、モンゴル料理ってたぶん、結構ヘルシーなんでしょうね。こんだけ食ったけどもたれたりとかもしなかったし。こりゃ、また試してみたい料理ですな!てことで、都内近郊で気になった(店捜しで引っかかった)モンゴル料理店リスト。


シリンゴル(巣鴨)
http://r.gnavi.co.jp/e199800/
雰囲気よさげ。馬頭琴の生演奏とか惹かれるわぁ。

ワンセンベル(鶴見)
http://r.gnavi.co.jp/ga5z800/
地元(モンゴル人)が行く店らしいので結構ガチモンゴルかも。

青空(幡ヶ谷)
http://mongol-aozora.com/
中国内モンゴル自治区料理らしく中華も混じる様でそれも美味かも


ちなみに、行ける人で二軒目に行ったのですが、焼き鳥と卵系を中心に、ここはここでまた美味しかった。卵かけご飯とか親子丼とかかなりいけてましたが、問題は、一軒目でこれだけ食ってたのにまだ炭水化物を食うかという点でしてね(猛省)。


やきとり専門店 両国TAIKO
http://r.gnavi.co.jp/taiko/





てことで、モンゴル料理は堪能しましたので、次はいつ、モンゴルに旅するか、ですね。


あ、ちなみに今日は、なんか本屋でネパールの旅本を開いてしまい、ネパール料理モードに入りました。ネパール料理だと過去、恵比寿のクンビラや新宿のサンサールって店に行ったことがあるですが、またどっか行きたいものです。もちろん、旅としても行きたいですな。