出雲、出ずる時
※今日は「旅ログ」との共有テキスト。
出雲大社が平成の大遷宮をしております。遷宮、ってのはざっくり言うと、神様のいらっしゃる場所、まぁ神社とかでいう「本殿」を移したり、綺麗にするために建て替えたりすること。伊勢神宮の「式年遷宮」なんかが、言葉としては有名でしょうか。
で、今年2013年は、まさのその伊勢神宮も20年に一度の式年遷宮の年なのですが、あわせて島根県にあります出雲大社も、60年ぶりの遷宮を「平成の大遷宮」と称してやっているようです。そして今日、数年にわたる大事業のある種のメイン、「本殿遷座祭」(遷御)が行われます。
まぁその辺、ご興味ある方は「平成の大遷宮」サイトとかご覧いただければと思いますが、ワシも一度、出雲大社を旅したことがありましてそれはもう10年以上前のお話し。サンライズ出雲で島根に入り、出雲大社、松江、萩、秋吉台、広島、瀬戸内海、尾道、と中国地方を巡ったものでした。
出雲大社では、本殿の中には入れなかったのですが、その周りを散策した時に撮れた本殿の写真が冒頭の一枚。これが今日、建て替えられて遷御される建物のはずです。
神主(心得見習)なんかをやっているワリに、霊感的なものにはとんと縁が無く、パワースポット的なサムシングにもあんまり興味がないワシですが、ここ出雲大社は、そのようないわれとしても有名なのだとか。
二枚目の写真は、出雲大社から移動した宍道湖沿いの、島根県立美術館の敷地から見た、夕日沈む宍道湖。これはまだ太陽の出ている状態ですが、この日この場所で30分くらい夕焼けを眺めながら、「夕焼けの真の美しさは、太陽の沈んだ後に有り」ということに気付いた、ワシにとっては記念すべき日でした。
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