見たことのある、知らない未来
平日美術館巡り3本目は「シド・ミード展」。車メーカーでのインダストリアルデザインに始まり、SFを中心にした様々なコンセプトアートやアートワークを生み出してきたイラストレーターの巨匠。
やー、すごい。何を見ても言葉にするのが無粋というか、陳腐になるけど「ここに未来がある」。
ファサードのイラストに書かれていたのだが
「私はつねに作品を通じて、実現可能な未来の世界を人々に提示してきました」
とあったんだけど、そうなんだよ、すごい創造の世界なのに、この世界の延長に感じるんだよね。SF作品でもそういうものが好みなんだけど、まさにそのツボを突かれた感がある。
出世作の「スタートレック」、日本の作品だと「宇宙戦艦ヤマト」シリーズやガンダム、特に「∀ガンダム」の展示があり、工業デザインとファンタジーの融合に嘆息した。
ARアプリを通して見ると下絵が見える仕組み