コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

頭がピカラット

いや、別に薄くなり始めている自分の頭頂部を揶喩して自虐に浸りたいんじゃなくてね。


ピカラット、ってのは「レイトン教授シリーズ」で「閃き指数」として用いられている数値。問題が出るときは、この数値が高いほど難しい問題という意味であり、また解答時に自分のポイントとして獲得出来るのですが、解答を間違えると獲得出来る数値が減っていくので、このポイントが高いほど「間違えずに解答できた」証になります。


先日、レイトン最新作をクリアした旨の日記の中でワシの獲得ピカラットを書きましたが、本編に出てくる問題を全て解いた状態でのピカラット数は「5695」。ガチでやっていることを加味すれば悪くは無い数値だと思います(際だって良いわけでもないですが)。まぁ、満ピカラットをきちんと計算してないですけど。


で、やっぱり得手・不得手な問題には傾向があって、ワシの場合、不得手な問題は、マッチ棒を動かして別の図形を作る「マッチ棒問題」(最新作では出てこなかったので良かったー)と、ゲーム中では「スライド問題」と言われているブロックパーツを一定の空間内で入れ替えて指定のパーツを指定の位置に動かす問題。


「スライド問題」は50ピカラットを越える難易度になると、自力で解くことはほぼ不可能。間違いなく「ひらめきコイン」を使ってヒントを貰わないと無理。70を越えるとヒントがあっても無理な時も……。


逆に、得手な問題は、まぁぶっちゃけその二種以外のだいたい。それは、概ね解法を把握しているのでそれを応用させているワケですが、特に数学的問題だと、解法以前に「ピカラッ」と閃く、というか「見える」時があって、この時の快感がたまらない。「ピカラット」に「閃き」の擬音を兼ねさせているのは、感覚的には妙技ですね。


多分この快感の原点は小学生のころ。祖母に「1から100までを全部足すと幾つ?」という問題というかナゾナゾを出されて、ワシは10秒かからず「5050」という答えを導けていて、それは「1と100を足すと101、2と99を足すと101、それが50回分繰り返されるから、101×50」というのが「見えた」んですよね。今にして思えばたいしたことでは無いですが、発想の転換が起こった瞬間の面白さを味わいました。で、祖母には神童じゃないかくらいの勢いで褒められましたが、まぁ神童も歳を重ねた今やただの人です。


ともあれ、この「見えた」快感って、この手のナゾナゾ好きの方なら多かれ少なかられ体験したことがあるんじゃないかなー、と思ってます。だから、遊戯と分かっていてもやめられないんですよねー。


で、ワシにとって解法も分からず、パターンも読めず、そして「見える」こともないのが、不得手なマッチ棒問題とスライド問題なのです。これもきっと、見える人はいるんですよねぇ。すごいなぁ……。