コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

威風堂々風

今日、社内向けのプレゼン大会がありまして、いや、大会ってわけじゃないですが、まぁなんかそれなりに重要な会で、200人近くの前で、ワシは自分の業務パート(生放送)を担当。


資料作成やらで直前までワリと夜通し続きで肉体的疲労困憊、プレゼン大会は偉い人も列席しているので何を突っ込まれるかドキドキの精神的疲労困憊。ぶっちゃけアレですな、自社の偉い人の前でするプレゼンは、社外でするプレゼンや、セミナーや授業の講師をやる時よりも、よっぽどココロにキますな、ワシの場合。


で、そんな今日の喋りの出来は、自己評価ではワリと散々。何がって、繋ぎ繋ぎで「えーっ」という感嘆符を多用してしまって、聞き苦しくなったことこの上ないと思われます。うーん、いつもは意識して注意しているんだけど、準備不足(本来レジュメを見ないで喋れるくらい、喋り内容は覚えていくんですが、それが間に合わなかった)が如実に表面に出てしまった感。


そんなこんなで若干ブルーな昼下がりを過ごしていたわけですが、そんな哀しみをtwitterでつぶやいたら、友人から『わかりやすく<伝える>技術』(池上彰・著)を薦められたので、早速図書館でお取り寄せの予約をしてみました(せこい)。


思えば、ワシってプレゼンの「セオリー」を習ったことは無いんですよねー。広報って業務はずっとやってましたけど、手法は先輩や周りの人から見て盗んで、それを自己流にアレンジしてた感じですし、もちろん営業的な技術については全く知らない。ま、セオリー通りにやれば良いってもんじゃないのは重々承知ですが、セオリーを知ることで表現手法の幅が広がるなら……と思います。





とまぁ、自分的反省点は尽きないわけですが、とはいえ、プレゼン大会(違)終了後に、新卒一年目の女史から「トモサクさんのプレゼン、カッコイイですね!」と言われまして。いやまぁ世辞かもしれないんですけど、「カッコイイ」って言われたのは面白いな、と思いまして。「分かりやすい」とか言われるなら分かるんですけどね。


で、せっかくなので真に受けてちょっと考えてみたんですけど、ワシが他の人と比べて大きく違うスタイルでやっていたことがひとつだけあって、それは「マイクを手に持たない」。スタンドマイクだったんですけど、他の皆さんはそれを片手に持って、もう片方の手でパソコン&喋り原稿をいじくってたのですね。でもワシは、基本的に両手フリー(PCの操作はしますが)で、極力手元の喋り原稿を見ないで前を向いてのトーク。


そうすると、やはりジェスチャーも細かく入れられますし、マイクを持たないことで肩がすぼまらないから、威風堂々として見える……のかな、と。いや、単純に体がでかいだけかもしれませんが。


ま、この辺も物の本を読んだら「セオリー」なのかもしれませんけど、いろいろと自分的に残念な中で、少しでも見栄え良く出来てたなら、まぁ何よりですな。