コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

書けない

一週間ほど、mixiなど(同内容のブログとか)を更新してませんでした。


こんなこと、どれくらいぶりだろう……自サイト( http://www.yscompany.com/tomosaku/ )を立ち上げた2001年以降、ほぼ毎日何かを書いてWEBに載せることをしてきまして、それは文章を生業にしたいワシにとってひとつの修行の方法論みたいなもので、正直それが読むに値しないクソのような文章を世界中に垂れ流していただけなのかもしれませんが、これはこれでワシなりのアプローチで。


特にmixiを始めた2004年8月以降は、書かない日は最長でも中3日、基本的には毎日、特に2004年末から2008年にかけて1100日以上の連続更新は、意味があったかどうかはともかく、自分にとっては意義があったと思っています。


でも、一週間ほど何も書けなかった。正確には、まとまってWEBにあげるものを書いていなかった。


twittermixiボイスは必要以上に書いてますが、別に自分のアウトプットがそれで充たされたというわけでもありません。いや、気軽なのは確かですが、きちんとした文章として書き続けることを途切れさせるつもりはない。


じゃあこの書けない現象はなんなんだろうか、というのを、twitterに記したものを元に再構築します。内面吐露にすぎないので非常に属人的なテキストではありますが(いつもそうですが)まぁ読み流していただければ。





この一週間、本気で文章力の無さに打ちのめされているのです。





や、この傾向は特に一年くらい前から自覚はしていたんだけど、最近は特にそれを思い知って文を書く気になれない。でも、つまらないものしか書けないから更新したくない。これまでもくだらないものを書き散らしてきましたが、最近は極めつけでして、何しろ「くだらない」のではなく「つまらない」。


そうと分かっていても、書きたい衝動はあるから書くんだけど、かつてのように推敲もせず、そもそも時間を費やさないから、そのまま表に出してしまうことが増えていました。そしてまた、そのつまらなさに落ち込むのです。


それなりにハードな仕事をしていてもそうそう落ち込まないワシですが、言葉が使えない、文章がきちんと書けない、となると、とたんに落ち込んでしまうのです。これは、ポジティブに捉えるなら、それだけ言葉や文章を大事に思っているのでしょう(別に仕事を大事に思っていないワケじゃないけど)。だから、つまらないものを書くのが許せない。


今回の原因は分かっていて、最近twitterで知り合った(twitter上でだけですが)方が、本当に特に文章とか関係ないお仕事をされているんですが、その方のブログを拝見しまして、これが面白かったのです。もちろん、文章の見せ方や構成、演出はさりげなく凝っているので、ある程度計算された面白さだったんですけど、それを見て……


あー、ワシは人に読まれることを意識して書いているはずなのに、この努力を怠ってるなー。


と、なんかズーンとのし掛かって来ちゃったんですよね。や、もちろんワシは今、プロの文章書きではありませんし(業務としてはプロとしてのテキスト作成やチェックをしていますが)、そんな気持ちは不要なんですけど、やはり自分で自分の姿勢が許せなくなった。


元々文才が無いことは分かっていても、それを認めると自分の寄って立つところが崩れるので、努力すればなんとかなる、と思い込ませて自分なりの努力(もしかしたら間違っているのかも知れないけど)を続けてきたつもりでした。でも、自分の文章への取り組む姿勢の甘さを自覚し、その細い糸すら危うく感じてしまったのです。


何のために書くのか、も考えてみましたが、たぶん理由なんてないんでしょう。ワシにとっては、飯を食う、寝る、屁をこく、と同じように、何かを書く。まぁそれだったら、上手い下手なんて意識しなければ良いんだろうけど、誰かに読んでもらいたいという欲求も片やあるわけです。誰かに屁を聞いて欲しいとは思わないのにね。


自分の夢のための努力を何一つしていないことで有名なワシですが、その自分の態度に悪態を吐き続けている昨今であります。





とはいえ、基本的にポジティブ思考だし、もがき体質だし、「諦める労力」を費やす気もないので、自分の望む道を自ら閉ざすことは絶対しないんだけど、それでも不安と、自分に対する不信感に苛まれているこの一週間。この「書けない」現象は、まぁ自分でも度し難いとは思いますですわ。


そしてもっと度し難いのは、やはりこのテキストもろくに推敲せずに、何も考えずに公開していることかな。