本を作ろう
電車内、ドア横B(かな?)の広告(認識率が高い=値段も高くて人気)で宣伝されていた本の書名が、
稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?
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……なんぼなんでもそりゃ無いんじゃないか?そういえば最近友人に、ワシが長財布であることをネタにされましたが、なるほどこの広告のおかげか、と得心。
あ、無いんじゃないかってのは、企画的な意味で、ってことです。ビジネス書、というかその体を装った「金持ちになれる本」は山ほど流通していますが、なんか、極まったひとつを見た気がしますよ。これが本当に煽りにあるように10万部売れてるなら、世も末ですな。
いやまぁ、中身を見てませんから、広告を見ての「印象」であって、役にたっている人もいるのかも知れませんがね。
こういう企画って、著者の税理士さんが言い出したとも思えないし、やっぱり出版社が作ってるんだろうなぁ。ある意味すごいな。てか、出版業界で働くってことは、こういう企画も出していかなきゃいけないんだろうな。(あくまで一例でしょうが)
ワシはビジネス書をほとんど読みませんし、いわんや金持ちになろう書の読者経験は皆無。まぁだから金が貯まらないのかもしれませんけどね。ともあれ、需要あれば企画は通るんでしょうねぇ。
本を作りたい……ってのは、文章書きになりたい、と同じくらいワシの夢想ですが、現実はいろいろ大変なんだろうなってのを、まさかの車内広告から感じたのでした。