コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

レイトン教授と奇跡のイケメン

そんなゲームは無いわけですが。


レイトン教授と奇跡の仮面、やっとこクリアしました。ソフトそのものは発売日に買ったもののニンテンドー3DSは買っておらず、一週間後に3DSは買ったものの、震災があったりなんだかんだと慌ただしかったりで、クリアまで実に三ヶ月。


この熱中できなかった度が、ワシにとっての今回の作品への評価です。


いちゲーマー(ってほどゲームしてないこの十年だけど)にしてレイトンシリーズのファンとして率直に感じたのは、もうなんかここまで来るとこのゲームですら投げ出したくなるなぁ……という残念な感想。


レイトンシリーズは、「謎なぞ」に「キャラクター」と「物語」が融合したことでとてつもない面白さを演出していたのですが、その物語がいただけない。ありていにいえば、シナリオが残念過ぎるのです。


ファンタジックなのは良いんですけど、それにしても「これはつじつまあわないよなー」とか「ここでこの行動は取らないよなー」とか、いわば「詰めが甘い」状態。好意的に取れば次回作への伏線なのかもしれませんが、それにしてもそれはこの作品単体としての完成度は下げています。


元々レイトンシリーズにおけるシナリオは、詰めが甘いし謎解きの添え物のようなものだ……とは言ってきましたが、作を重ねるごとに残念になっていくのは、ファンとして残念。残念だから熱中できず、結果クリアにこれだけ掛かる始末。


で、その謎なぞは、前は似たものがシチュエーションを変えて出てきただけだったりしたものが、わりかし新しいパターンが出始めてて、これは頑張っているなぁ、と。ただ、相変わらず問題文がたまに別解釈が出来てしまう甘さなので、ここはデバッグとかでもっときちんとしてほしいな、ってのは毎回言ってますが。


ともあれ、謎はまぁ良いとして、ワシにとってこのシリーズが「キャラだけで持ってる」感が強くなってきました。第二の三部作が完結する次作までは買うと思いますが、それ以降は、ちょっと考えちゃいますね。