コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

レイトン裁判

いろいろ曲解ができそうなタイトルですが、さておき、久々に買ったゲームタイトルが「レイトン教授VS逆転裁判」。

公式サイト
http://www.layton-vs-gyakuten.jp/


今となっては、唯一、もとい唯二つ、買い続けているシリーズもののゲームタイトルが、「レイトン教授」シリーズと「逆転裁判」シリーズのワシにとって、このソフトを購入することはいわば必定。面白いか面白くないかの問題では無いのです。いや、そりゃまあ面白くあって欲しいのですが。。。


実のところ、買い続けているゲームシリーズと言いつつ、そのどちらも近作については面白さが減じていて、正直、この先も買い続けようか迷っているレベルだったりしたのです。そんな迷いと、コラボの不安を抱えてはいましたが、まぁ発売日に買ってみて、通勤のお供になり、休憩しながらも喫茶店でやっていたあたり、そこそこはまってしまったようです。


そんで、過日クリアをしたワケですが、簡単に感想を述べておきますと。。。


「謎解き」と「裁判」という主題そのもの以上に、そもそものゲーム性が全く異なるこの二つのゲーム、しかし、そのゲーム性の部分こそが意外にしっかりコラボしてました。逆転裁判の「捜査」パートが謎になっている感じでしょうか。


世界観は、概ね予想に近い展開でして、なんだかんだ言ってもレイトンの世界も逆裁の世界も、あるラインは飛び越えないんだな、というのを確認しました。別にしらけて言っているわけでは無く、ある種の安心感でもあります。


ただ、シナリオそのものは、最終的にこれまでに無い「荒唐無稽」さ。もちろん、ゲームだしね、とは割り切れる話ですが、それにしてもそれは無理が無いか……?とは何度かつぶやいてしまいました。さらには、伏線と解決が、ワリと雑になってしまっていた感。うーん、タクシューさんのこじつけ能力(良い意味で)をもってしてもここまでか……。


さらにもうひとつの不満は、「何でも知ってるレイトン」が「その場しのぎの成歩堂を導く」みたいな感じで、それぞれのキャラ性もあるのでしょうけど、あまりにも成歩堂には不憫な役回り。もうちょっと、イーブンに扱って欲しかったな、ってのは、両方のファン故の我が儘でしょうか。


これは各所で言われていますが、成歩堂とマヨイの声はやはり大きな違和感です。この両名は映画の「逆転裁判」では面白い演技をしていて悪くなかっただけに、やはり「舞台」と「声優」は違う演技力なんだなぁ、と感じます。


そう思うと、レイトンの声優としてもすっかり板についている大泉洋氏は多才だなぁ、と。最近、水曜どうでしょうをよく見ているので、ギャップが激しいですけどね。笑。


クリアまでの時間は21時間59分。獲得ピカラットは4465ピカラットでした。時間の方は、「お、これはもうクリア近いかな?」と思ってからまだ6時間くらい続いたのに驚き。ピカラットは、たぶん良くも悪くも無く、裁判パートで結構手間取った(ミスをした)のが響いていますな。


とまぁ、ふわふわ書いてしまいましたが、全体的には「満足」……と言い切るには残念なところが随所に見られ、悪くは無いけど、ファン向けになっちゃっているのかなぁ、というところでしょうか。でも、結構周りでは、「どっちかしかやったことないけどやったら面白かった、やったことない方もやってみたい」という感想を聞くので、どちらかだけという層には、もう片方が新鮮に感じるのかもしれません、