コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

よりもい見て創作意欲を失った話

いや、一時的にだけどね。


放送は終わったのにすっかりハマってしまっている「宇宙よりも遠い場所」。ひと月以上前にBlu-rayの最終巻も来たんだけど、割と繰り返し見ていて他の映像消費に影響を与えるほど。まぁ自分でも、ここまでハマるのはキモい感あるけど仕方ない。

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一応これでも、創作を志したこともあるし今も多少は携わっている身、人並みより多少強くは創作意欲があり、素晴らしい作品、コンテンツに触れると、多かれ少なかれそこを刺激されるんです。それこそ大作映画から、友達が出ている芝居まで。でも、本作を最初に見た時ばかりは創作意欲が無くなっていって。


こんなん創られたら、もう創るもんないじゃん。


いやいやいやいや、自分でも大袈裟だと思うんですよ。決して完璧な作品というわけではないし、あくまで自分の尺度、旅が好きで、南極も昔から行きたくて、そこで展開される物語を自分なりに妄想していた自分なりに、ってことで。


そして、構成厨としてはストーリーの組み立てにも感服。1話ずつでも全体としても隙と無駄のない、だが遊びはある構成。キャラたちは、それぞれの役割は明確なのにさらに作中で成長して深みを増していく。最後まで見るとイントロだけで泣ける曲も素晴らしい(音楽ディレクターに友達がクレジットされてて、おお!と思った)。


自分の中で、「物語の完成形」を見ちゃったつもりになったんだなぁ。それで創作意欲がなくなっちゃった。でもま、少し経って復活してきてるのだけどね!


てことで、あんまり近々は出来ないかもだけど、遠からず、元南極越冬隊の料理人の方がやっている西荻窪の居酒屋で、ひたすらに“よりもい”のことを喋る飲み会やりたい。誰も居なくてもひとりで浸って飲みたいし料理人の方の話し聞きたい。