コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

キャラメルの箱、開けて。

演劇集団キャラメルボックスの楽屋にカメラ置いてみた。(タイムシフト9月30日まで)

http://live.nicovideo.jp/gate/lv153099769

 

というニコ生番組の情報を知ったのが放送3日前。な、な、な、なんとついに、キャラメルボックスがニコニコで生放送をやってしまうですと!

 

少なからぬ興奮の中、担当者を見つけて話を聞いてみれば、なんか様々な偶然の結果、でもすごくポジティブに実現した放送だそうで、ファンと言うにはおこがましい程度の回数しか劇場に足を運んでおりませんが、行けば必ず満足する緩キャラメルファンのワシとしては嬉しい事態でした。

 

ニコニコで「ニコミュ」というミュージカルコンテンツが始まった頃、生放送の担当プロデューサーだったワシは、ニコニコ内のみならず世の中の「芝居」をニコニコに持ってこられないかと、少し思案したことがありまして、その時も真っ先に思ったのがキャラメルボックス。まぁ実現する前に担当が変わったり異動しちゃったりで、結果に結びつかなかったのが無念でした。

 

それが、楽屋からとはいえ、製作総指揮・加藤昌史さんの放送が見られるとは!……って、今やっている作品は何なのだろう……おおお、「ケンジ先生」!

 

15年ぶりの再々演ということで、ワシは過去作を見たことは無いのですが、宮沢賢治好きとしては気になっていた作品。これも巡り合わせだな……。

 

ってことで、放送の前日、サンシャイン劇場まで観劇に行きました。実に3年ぶりのキャラメルボックスの芝居。

 

芝居そのものは、とてもストレートなキャラメル節とでも言うべき、この劇団ではとてもオーソドックスな作り。でも特に、音楽が全編ZABADAKで、今回のために撮り下ろしたものもあるとかで、ザバ好きでもあるワシには大変な好物でした。

 

ザバと知らずに行っていたのに、客入れ中の音楽を聴いて「これ、ZABADAKじゃね?」と気付いた自分もどうかと思いますが、開演後いきなり「休まない翼」(ワシの大好きな曲)のアレンジから始まり、「賢治の幻燈」というこれまたワシの好きなザバ(というか、吉良知彦さん)のアルバムからも何曲が使われてて、まさに、芝居と音楽の素晴らしい融合を味わいました。

 

そして結果、事前に見に行っていたことで、楽屋からのニコ生もより一層楽しむことが出来ました。本番中の楽屋からで、うすーくモニターからの本番中の音声も聞こえてきて、ああ、このシーンでこういう語りか、ここは見入るよね、そして、また音楽だけでワシも軽く涙ぐんでみたり。

 

そんなこんなでしたが、その生放送中に幾つかの驚きの発表が!加藤さんのブログに書かれていますが、ケンジ先生や、キャラメル過去作の、ニコ生での有料配信!いやー、生放送見ながら、ワシが興奮しちゃいましたね。

 

ニコニコ生放送「演劇集団キャラメルボックスの楽屋にカメラ置いてみた。」楽しかったぁぁぁっ!!

http://caramelbox-kato.blog.so-net.ne.jp/2013-09-24

 

なんでしょう、甘くて美味しいキャラメルの箱が開いて、一粒一粒、味わえるような。

 

ともあれ、個人的にとても嬉しいこと。引き続きこの展開を楽しんでいきたいと思います。