コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

神社スキル

昨日、こんな発表会がありまして。

 

小林幸子さんがニコファーレで年越しライブ 一夜限りの「城」建設、前座はダイオウグソクムシたん - ねとらぼ

 

このイベントそのものを担当するワケではないのですが、今回の発表会でこの「城」建設に伴う「地鎮祭」をすることになりまして。

 

神主(心得見習)スキルをもつワシが、なんかスーパーバイザーふうにあれこれお手伝いをすることになって、最終的には発表会中の地鎮祭パートの司会進行をすることに!

 

ワシ自身は、一応神主修行はしてますが、地鎮祭のお祓いは学んでおらずだったりもするので、多少の不安はありつつ、まぁでも基礎的な修養部分と知識とでなんとかなった感。

 

実際、当日初めてお目にかかったお願いした神社の神主さんとの打ち合わせも、早い早い。些細なことでも、やはり「知っている」ってのは大きな財産です。

 

今の勤務先に入ってから、何度か神社スキルは役立っていますが、今回はとびきりでした。

 

だって、発表会には、普段のメディアの他にも、(ゲストが小林幸子さんですから)キー局ほぼ全局のカメラが入っているんだもの!

 

いや、分かってますよ、名もない司会を写すメディアなんてないなんてことは。でもね、その前に立ち、神事ですからアドリブの余地もなく、とにかくとちらないようにタイミングを外さないように進行する、ってのは、結構大変な緊張感なのです。

 

人前で話すことが苦手とは言いませんし、超会議では朝礼にて千人以上の前で話したり、あるいは友人の披露宴の司会なんかもしてますが、あれだって緊張はしているワケで、今回はそれを上回る緊張だったワケで。

 

まぁやはりアレです、テレビカメラが一番緊張するのです。ニコ生出る時は、演目にも寄りますが、そこまででもないもんなー。やはりね、コメントが流れてるのって、ワシには心強い。

 

そんな不安を口にして紛らわしてたら、「ニクさん、超目立ちたがりだから大丈夫でしょ!」って言われたりもしましたが、目立ちたがりなのは確かだけどそれとこれとは別問題なんだよねぇ……悶々。

 

結果。そつなく担当パートをやりきることが出来たようで良かったです。冒頭の記事の写真4枚目くらい、壇上の右端にちょこんと写っていたりしますが、壇上から見ててありがたくも楽しかったのは、メディアの皆さんも一緒に頭を下げたり起立着席してくださったこと。カメラマンさんなんかも、写真撮ったら頭を垂れたり、なんかこの辺って、日本人の遺伝子に染み込んだ「畏れ敬い」の精神が自然にそうさせている気がします。なんとなくですけど。

 

……後半、神社スキル関係ない話になってますが、まぁ何にせよ、自分の持っている能力が何らかの役に立つのは嬉しいものです。この、「世のため、人のためになる人になる」って考え方こそが、ワシに一番染み付いている神社スキル、神道スキルなのかもしれません。