コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

6年間の遠距離恋愛

金星探査機「あかつき」の周回軌道への投入は失敗、6年後の再投入を目指す
http://journal.mycom.co.jp/articles/2010/12/08/planet-c_retry/


昨日の日記で紹介した記事と同じ記者の方の記事。分かりやすいしポジティブ。個人的にはこの記者さんを好きになりました。


昨日の日記をアップした直後に記者会見があり、あかつきの金星軌道への投入失敗が発表されました。残念です。とはいえ、様々な困難を乗り越え、6年後の再突入を目指すとか。そのあたりは冒頭の記事に詳しいです。


いやー、あかつきと金星、6年間の遠距離恋愛かぁ。ま、現段階ではどちらかというと、まだあかつきの片思いかもしれませんがね。と、衛星擬人化が苦手なワシでもそんなことを思ってしまいました。


その一方、宇宙ヨットこと「イカロス」の実証実験は、パーフェクトに終わった(終わる?)そうだとか。この嬉しいニュースに、兄弟のような「あかつき」には、6年後とはいえ続いて欲しいものです。


二日続けての宇宙ネタで恐縮ですが、まぁワシは元々宇宙好きだからってことでご容赦いただきつつ(小4の文集での将来の夢は「天文学者」)、二つの理由で、宇宙開発の灯を燃やし続けたいからささやかながら書いて応援したいんですよね。


ひとつは、あえて国という枠に抑えますが、国には国民に対し夢というか、発展ビジョンを提案し続けてほしい、その象徴のひとつが宇宙開発だと思うからです。鉄腕アトムに憧れた本田宗一郎とHONDAの技術者がASIMOを創ったように、宇宙という夢を継続していくことは我々の生活や社会に様々なフィードバックがあるはずです。


もうひとつは、これもあえて国という範囲で語りますが、国益の確保。数十年というスパンか百年を越えるか分かりませんが、将来的に人類は宇宙、それも近宇宙に進出せざるをえないはず。その時の「宇宙利権」をロジカルに確保するためには、先行した投資が必要です。小笠原諸島の領土問題が起こった時に日本がアメリカに勝ち得たのと似たプロセス。


まぁ、上記は国という枠を取っ払っても成立し得ます。人類への夢とフロンティアの提案、そして我々の子々孫々の生活のために、宇宙開発は必然性の高い分野であるはず。だからワシは、それを頑張る人達を応援します。



しかし、昨夜もJAXAからの会見を中継したのですが、これもなかなかに急な話で結構バタバタ。その前夜のドタバタも含め、ちと大変でした。


そう、まるで脳みそが疲労骨折をおこしそうな感じ。ここのところは、いろいろ動きすぎたし動かしすぎました。いまんとこ、休む時間は多くはなさそうですしその気もあんまりありませんが、ま、ほどほどにゆるゆるとやってきますわー。


しかし、昨今の「のんびり過ごすのが好き」という発言を信じてもらえない率は異常。本気だっての!いやまあ、六年間の遠距離恋愛に堪えられるほどのんびり屋かと言えば、そんな自信はありませんが。と、無理矢理話題を繋いでみる試み。笑。