コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

現美新幹線、乗ってみた

越後湯沢と新潟間を走る「世界最速芸術鑑賞」こと現美新幹線。2月17日に乗ってきた。

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てっきり指定席だけだと思ってたんだけど、むしろギャラリー車両は自由席で、その座席もソファーふうで面白い。単にこの時間が都合良くて乗っただけの人はどんな気持ちなんだろ?

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6両全て、異なる作家による様々な趣向が施され(なお外装は蜷川実花氏による長岡花火モチーフ)、それは逆に言うと、美術館や企画展としての統一感がゼロで、むしろアートフェスを見に行く感覚に近い。現代アートプラレールと映像と写真が入り乱れるのは是非があろうが、ワシももちろん是。

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そんな中一番気に入ったのは12号車の、片面が鏡面ステンレスの車両。反対側の窓から入ってくる風景が、凹凸に曇りもある鏡に映り込み、車窓を見る感覚を一変させる。これぞ新幹線に乗ってるからこそだし、この視点をずらして見られる風景は大変面白い。

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カフェには、好きな新潟のワイナリー「カーヴドッチ」のお酒も並び、ビール片手に時速200km超で雪の中や新潟平野の枯れた緑の中を走り抜けていく体験は、やはり面白かった。東京にも走りに来てくれないかな。やはり混むかなぁ。

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