コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

今年も、越後妻有へ

3年に一度の「越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭」が昨日開幕しました。
http://www.echigo-tsumari.jp/


今回は4回目、第1回からは10年目の節目の年です。で、ワシがこのイベントを知ってからは5年目になります。初めて行ったのは、大学の出自ゼミのラリーでオフィシャルをやっていた時(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=2482121&owner_id=65677)。
3年前の前回は、一泊二日とは思えない強行軍でとにかく充実の里山&アート体験をしてきました。その時の、はしゃぎすぎ&気合い入れすぎのレポ↓

レポその0 大地の芸術祭〜いきなりまとめ
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=206663841&owner_id=65677
レポその1 出発、いきなりお腹いっぱい
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=207940584&owner_id=65677
レポその2 うぶすなの家 陶芸の家
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=208639161&owner_id=65677
レポその3 光と、花と、水と、トマト。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=209175091&owner_id=65677
レポその4 記憶。思い出。残るもの。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=210871343&owner_id=65677
レポその5 脱皮する日芸
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=211293588&owner_id=65677
レポその6 芸術祭の最後に最後の教室
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=212104029&owner_id=65677

(上7つと同じ)2006年時の自サイトのレポ(画像多&超長文に注意)
http://www.yscompany.com/tomosaku/travel/0608_earthart.html

mixi越後妻有アートトリエンナーレコミュ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=63719



先週、相鉄でJAZZを聞いた日の夕方に代官山のギャラリーに行ったのは、このイベントの情報を得るため。ガイドブックとチケット代わりのパスポートの購入に加え、「妻有ファンクラブ」(http://www.tsumari-artfield.com/support/fanclub.html)にも入ってしまい、もうなんというか、行く気も応援する気もマンマンです。


ていうか、次の土日に行ってきます。急な仕事が入りませんように……。


ホント、自分でもなんでここまでこのイベントというか「大地の芸術祭」にはまっているのか、言葉にできない……ということはなくて、むしろ言葉にしたら100万言を費やしてしまいそうなほどに書きたいことは幾らでもあるんですが、あえてひと言で表すなら、


芸術と自然と人間の生活とが融合している場が作られているから。


その理由はこちらの日記から(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=240042427&owner_id=65677)。ここでコメント欄に書かれている『人間と対話できるものこそアート甲斐がある 』ってのも、至言だと思っています。





ワシ自身は、文章という形での芸術表現を志して日芸の文芸学科なるところに進学し、そこで多くのアート的な刺激、特に映像や美術や音楽や写真や演劇や……といった、自分の持っていないアプローチに触れ、刺激され、同時に自分の才能の無さに気付きました。


まぁでも、才能がないのがなんぼのもんじゃ!という気合いで、相変わらずアートへの志向は強いですし、むしろいまだに夢はまるで諦めていないですし、そして今回も里山のアート群に触れて様々な刺激を受けると思います。


生活の先にあるアート。恐らくワシの指向するもののひとつがそれに当たっているんだと思います。今回も、存分にその空気を吸って、吸収してきたいと思います。





日芸と言えば。前回はデザイン学科有志による「脱皮する家」が話題になりましたが、今年はほぼ全学科がワークショップを開くようですね。展示と言うよりはイベントのようですが、ちょうどワシが行く予定の8/1に開始され8/15までやっているようなので、これも行ければ是非覗いてきたいと思います。



ガイドブックとパスポートとファンクラブカード


2006年の作品「脱皮する家」に訪問時の写真。家の壁中天井中に彫刻の刃が入れられています。


松代の山中にある棚田。