コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

雲のむこう、約束のノベライズ

仕事の(ry


ニコニコアニメスペシャル「新海誠作品」3タイトル上映会
http://live.nicovideo.jp/watch/lv68566549


これなんてワシ得?


いやまぁ、新海作品は初期が好き、とか言っちゃう人ですけどね。そういえば最新作のレビュー、途中まで書いて書ききってないな。


で、久々に「雲のむこう、約束の場所」とか見たら、コメントで「小説版があって、それを読めばかなり補完される」的な主旨があって、同作でのストーリーに消化不良だったワシは、ついポチって買ってしまいました。


雲のむこう、約束の場所 [単行本]
http://www.amazon.co.jp/%E9%9B%B2%E3%81%AE%E3%82%80%E3%81%93%E3%81%86%E3%80%81%E7%B4%84%E6%9D%9F%E3%81%AE%E5%A0%B4%E6%89%80-%E6%96%B0%E6%B5%B7-%E8%AA%A0/dp/4757725884/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1321973728&sr=8-3


ほしのこえ」も、映像単体でかなり好きでしたが、ノベライズを知って読んだら結構補完されたんですよね。で、最終的な満足度は、映像よりも高かったという。


新海さんって、きっと物語の風呂敷をとんでもなく広げちゃう人なのかな、と思ってます。で、映像化した時にそぎ落とした、「新海調」とでも言えるモノローグで繋げる手法で、その肉付きがかなり削がれる。それは、よい部分もあるのでしょうが、自分のような人間には物足りないんですよね。


で、その削がれた肉を再構成したノベライズなんかが、ちょうど良い。


ま、そう思えるのも、映像を見た結果で、ノベライズを読むことで再び映像がよく見える。ポジティブに言うなら、映像作品とノベライズが相互補完している、ある意味でマルチメディア展開(違うか)。それって結局、単体作品としてはどうなの、ってことになりかねないんですけどね。