コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

VD

今年もバレンタインデーがやってきては過ぎ去りまして。


まぁ時々、お付き合い的な何かをしている方がいる時は別ですが、それ以外ではもう義理チョコを頂戴するばかりになってまいりまして、それどころか最近じゃ友チョコとしていただいている感もあり、後者は男子としてどうなのかと思わないでもないですが、いただけるのはありがたいことです。


とはいえ、実は普段からチョコを余り嗜まないので、いつも賞味期限ギリギリまで寝かせてしまい冷や冷やとしてしまうのも毎年のこと。いっそ、肉をもらえる日なら良いかと思わないでもないですが、考えたら肉の方が賞味期限が早かったワケで。


しかしまぁ、つくづく思うんですけど、職場の義理チョコってもういらなくね?


なんかね、大きな袋を持って職場内を歩いている人を見ると、なんかやるせない気持ちになるんですよね。幸いにしてウチの職場では、あげねばならぬ、的なプレッシャーは皆無なので、恐らく義務感ってことじゃないんでしょうけど、いまだに世の中的にその空気があるのは何だかなぁ、と。


まぁもちろん、感謝の気持ちを表すのにちょうど良い日だ、という意見もあるでしょうし、あるいは選ぶ楽しみってのもあるんでしょうから、全面的に否定するものでもないんでしょうけどね。


日本におけるバレンタインデイが、その発生から商業的であるとか、本来の由来がどうとかは、ワリとどうでも良いんです。そんなの、クリスマスと一緒で、日本独自の文化に育ったワケだから、それで良い。


だけど、その風習の先に「義務感」が発生しているなら、それは哀しいな、と思います。繰り返しますが、街中にチョコが溢れて、選ぶ楽しみがあって、世の中がちょっとハッピーな雰囲気になって、男女の別なくそれぞれが「感謝」の気持ちでやり取りしているなら、それは良いことだとは思うんですがね。これもひとつの「ハレの日」ですから。


話は変わりますが、最近の子供はバレンタインのドキドキってあるんでしょうかね?昔は、恋心を発露する、大義名分の立つ少ない機会のひとつとして成立しえていたのでしょうけど、この現代社会でもそれが成り立っているのか、ワシにはちょっと想像がついてません。


ワシ自身は、「バレンタインデーにチョコを貰いながら告白される」って、かつて体験したことが無く、35歳を過ぎた今や今後も体験することが無いであろう、一度は体験したかった事案でして、かつては物語の中で憧れた「失われた青春」のひとつではあります。あ、「今度結婚する」って告白はされたことあるけど、考えたらそれ「報告」だ。


ま、世の中のモテる方は、もしかしたら幾つになっても恋心的な思いの乗ったチョコをもらうものかもしれません。なんにせよ、騒いだり楽しんだりできるって意味では、受け身なワシがいうとおこがましいですが、やっぱり面白いイベントだな、とは思うのです。


でまぁ、今年のバレンタインデイで一番面白かったイベントはこちら。

バレンタインチョコのために軽トラを3台用意!「イケてるしヤバい男 長島のバレンタイン」
http://0214.iketeru-nagashima.com/

チョコのために軽トラを用意!イケてるしヤバい男のバレンタイン
http://picup.omocoro.jp/?eid=1317


この、「謎の一般男性」はどこに向かっているのだろうか……たまに会議で顔をあわすアイツとは、別人に違いないそうに違いない。