コトノハのシズク Blog(仮)

肉の妖精のライフログ。

通り道、出会い

今期二回目の越後妻有アートトリエンナーレ大地の芸術祭」に来ております。


昨日から今日の昼までは家人(母&兄)のアテンド。今日昼から明日に掛けては大学出自ゼミの先輩方と回遊。


改めて長い旅記は書くと思いますが、昨日、兄の運転で通り道に、ついでだから寄ってみよう、と行ってみたのが、中里エリア東田沢集落にある「蔓蔓」【N050】。


寄り道くらいに行ってみたワケなのに、そこにあった作品にゾクッとした感動を与えられました。


屋内に張り巡らされた蔓に見立てた白い骨組み、そこに掛かっている草花は九谷焼で作られていて、その葉や花弁にには一枚一枚、地元の人の好きな風景を聞き取った作者がその場所に行って描いたものが書き付けられています。


昨年の、長野の震災の影響も受けているこの土地という背景もありつつ、土地の人の思いと作者の想いが繋がった作品。


いやはやこういう出会いがあるからこのイベントはたまらんですな。